奈良公園は広さが660ヘクタールもある広大な公園です。
春は桜、秋は紅葉、そしてなんといっても有名なのが野性の鹿ですね。
東大寺や興福寺、春日大社などが隣接していて歴史的公園になっています。
関西に住んでいる人であれば子どものころから遠足などで一度は必ず訪れているのではないでしょうか?
今回はそんな奈良公園へ行こうと考えているかたのために公園内や周辺で
ランチできる場所、カフェなど休憩ポイントをご紹介します。
奈良公園でランチを食べるならどこがおすすめ?
奈良公園の東大寺の旧境内跡の横にある「吉野本葛 天極堂」という葛(くず)料理専門店は
吉野本葛を140年もの間製造している老舗です。
奈良に行ったならぜひ奈良吉野の伝統製法で作られた葛料理をいただきたいものですね。
吉野本葛は「白いダイヤモンド」とも呼ばれているほど希少価値があるそうですよ。
吉野地方では健康食として葛アンをごはんにかけて食べるならわしがあったそうです。
「吉野本葛 天極堂」ではそれをアレンジした「葛とじごはん」やわらび餅などのメニューがいただけますよ。
店内からは外の景色が眺められる造りになっていて、四季折々の景色を楽しみながらのお食事は格別です。
お店の横に大きな銀杏の木があり、紅葉シーズンにはとても美しく黄色く色付いた銀杏の木を眺めながらお食事ができると評判で「銀杏定食」というメニューが追加されます。
奈良公園はとても広いので紅葉シーズンでもさほど混みあわないことで知られていますが、
ここはとても混みあうのが少し残念ではありますが、それほどの人気ということですね。
ランチメニューは予約ができないので10時から開店のお店なのでランチタイムより早めに行くことをおすすめします。
奈良国立博物館の北側にある「志津香」(しづか)という釜めし専門店もおすすめです。
創業50年のこのお店は注文をしてから一釜一釜を丁寧に炊きあげてくれます。
11時からの営業時間開始時にはすでに人が並んでいるという人気店なので11時前には到着しておいたほうがいいですよ。予約は出来ないお店です。
奈良公園周辺のカフェ、喫茶店は?
奈良公園周辺、ならまちに来たからにはぜひ立ち寄りたいと思うカフェは、
築100年近い町家を改装して造られた「カナカナ」というお店がとっても風情がある有名店です。
器もメニューそのものも美味しいですが、奇をてらったところがなく気取りもなくとても素朴です。
テーブル席とお座敷席があり古風でとても落ち着いて居心地の良いお店です。
カフェメニューだけでなく塩分控え目の日替わりランチメニューもありますよ。
近鉄奈良駅から徒歩15分、JR奈良駅からだと徒歩20分かかりますが天理行きのバスで
「福智院町」下車徒歩2分です。
奈良公園内での休憩所はある?
奈良公園内でちょっと休憩したいなというときにおすすめなのがお水とりで有名な東大寺二月堂2階の無料休憩所です。
二月堂には芭蕉句碑が立っていて派行く好きの方はぜひ立ち寄りたいですね。
もちろん俳句にはなんの興味もない方にとってもありがたいホッとできる休憩所です。
見晴らしのいい階段を上って見晴らしのいいテラス、階段の奥に無料の休憩所があります。セルフサービスのお茶も用意されていてホッとひと息つけますよ。
もう一つは奈良公園内の南側にある浮見堂と鷺池です。
春には桜、秋は紅葉が楽しめる休憩スポットです。鷺池の中に浮かぶ浮見堂は八角堂形式の御堂です。
岸からかかる和橋を渡って行くことができ、渡る途中の景色もとても風情があります。
浮見堂の中では座って静かな景色を眺めながらひと息つきましょう。
この浮見堂や鷺池の周辺の芝生やベンチでお弁当を食べることができます。
人力車が通りかかったり、鹿がのんびり散歩する姿も見ることができますが、ここの鹿は
鹿せんべい目当ての鹿よりゆったり休んでいるような感じですよ。
シャッターポイントとしても有名ですが思いのほか混雑していない絶好の休憩スポットです
まとめ
広い奈良公園周辺の散策には休憩は欠かせません。カフェやお食事処、休憩所はどんなに人気点であっても気取りがなく、まったりと落ち着いているのが特徴です。
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