鍋料理は野菜やキノコ類などを一度にたくさん食べることができ、からだも温まるのでダイエットには最適です。
ただ、その食べ方や味付け、出汁やたれに気をつけることで美味しくいただけるだけでなくダイエットにより効果的にすることができます。
今回はそんな鍋料理でダイエットをしようと思っている方のために鍋料理ダイエットの注意点をまとめてみました。
鍋でダイエットする時の味付けでの注意点!
鍋のスープは色々な味付けのものが市販されていますね。
美味しくて簡単ではありますが、糖分や脂質が多く含まれている場合が多いようですよ。
安心なのはやはり自宅で味付けをしたものです。
シンプルに昆布出汁だけというのがおすすめです。
具材の魚や肉からエキスがたっぷりと出ますのでコクのあるスープになりますよ。
作るのも簡単です。鍋に水を入れて表面を濡れたフキンで拭いた昆布を30分ほど漬けておいてから火にかけ、沸騰する直前でその出汁昆布を取り出してから具材を入れるだけです。
市販の鶏がらスープの素を使って少量の塩、お酒、みりんを加え、手作りスープを作ってもいいですね。
味はどんな味であれ、濃い過ぎるものは塩分の過剰摂取につながりますので控え目くらいでちょうどいいです。塩分の摂りすぎは体がむくむ原因になりますのでダイエット中はきをつけましょうね。
鍋でダイエットする時のたれでの注意点!
鍋ものの中でも水炊きなどはタレにつけて食べますよね。
せっかく具材に気をつけていても高カロリーのタレにつけてたくさん食べてしまったのではダイエット効果も薄れてしまいますから、気をつけなければいけません。
カロリーが抑えられるタレはなんといってもポン酢です。
大さじ一杯で約10㌔カロリーほどに抑えられます。
柚子ポン酢など、さっぱりしていてローカロリーなので個人的に大好きです。
それに比べてゴマだれは香ばしくて美味しいのですが、大さじ一杯で約30㌔カロリーもあるのでダイエット期間中は控えましょう。タレはつけて食べるので自覚なくても結構な量を食べているものですよ。
最近は、よりカロリー控えめを謳ったポン酢タレも市販されていますのでお好みで上手く利用したいですね。
鍋でダイエットする時の上手な食べ方!
ダイエットには食べるもの自体に気を付けるだけでなく食べ方、つまり食べる順番にも気を付けた方がいいということ、野菜を先に食べましょうということは今では誰もが知るところになっていますね。
鍋料理を食べるときの食べ方も順番に気をつけましょう。
食物繊維豊富な野菜を先に食べることはどうしていいのでしょうか?
それは、体内に摂り入れられた食物繊維が水分に溶けて粘性を持ちゆっくりと体内を進んでいくので消化吸収が穏やかになったり、水分を摂り込んで腸内で膨らみ便秘の解消や、食物繊維に余分なコレステロールや有害物質が吸着して体外に出してくれるとともに満腹感が維持されて食べる量が減るということによるのです。
そして食べる順番だけでなくダイエットのためにはゆっくりよく噛んで食べるというがとても重要ですよ。
ゆっくりよく噛んで食べると唾液の分泌を促すことができます。
唾液の中には消化に必要な酵素が含まれているので、食事のときにはどれだけ唾液を分泌できるかがとても重要なのです。
そして脳がお腹がいっぱいと感じるまでには食べてから20分くらいかかるので、早く食べてしまうと本当はたくさん食べているにもかかわらず脳が「まだまだ食べられるぞ」と勘違いして食べ過ぎてしまいますよ。
また食べ合わせダイエットというのも話題になっています。
いままでの食べ合わせというと鰻と梅干のように、一緒に食べると消化のときに体に悪い影響を与えるとされるものです。
いま流行っている食べ合わせというのは体を冷やす食べ物を食べるときには温めるものを一緒に食べたり、良質で体にいい油を取り入れて代謝を促してげたり、エネルギー消化の役目を担ってくれる酵素を取り入れたりするものです。
食べ合わせのカギは体を温めるもの、良質の油、そして酵素ということになります。
鍋料理は温かくて体を温めてくれるので代謝アップには最適ですね。
あとは油と酵素ですが、心疾患や美容にいいとされるオメガ3を含むえごま油や亜麻仁油をタレに少量入れたり、酵素を摂るために大根おろしをタレに入れて一緒に食べるのもおすすめです。
ただし酵素は50度以上の熱や鮮度が落ちると壊れてしまうので注意しましょうね。
まとめ
ダイエットにおすすめの鍋料です。味付けやタレ、そして食べ合わせを工夫して美味しくいただいてくださいね。
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