まだまだ暑い日が続きますが、
あっという間に季節は秋へと変わっていきます。
秋といえば、祭り!
秋は全国各地で祭りが開催されるシーズンですが、
その中でも有名な祭りの一つである、
「播州秋祭り」をご紹介します。
播州とは、瀬戸内海に面した兵庫県南西部の地域のことをいいます。
屋台や入魂式など見どころ満載の播州秋祭り、
祭り好きなら外せない行事である、
有名な播州秋祭りとはどんなものなのか見ていきましょう。
播州秋祭りの屋台はすごい!
播州秋祭りとは、兵庫県内の神社で行われている祭りの総称です。
播州秋祭りの見ものといえば、何と言っても屋台(山車)です。
屋台は神社ごとにそれぞれ形状が違うので、
鑑賞するだけでもとても楽しめます。
どのような種類の屋台があるのか、紹介していきますね。
大きく分けて屋台には3種類あり、
まずはじめに、「平型布団屋台」というものがあります。
これは屋根の形が、平らに布団を重ねた形に見えるのでこのような名称がついています。
次に、「山型布団屋台」。こちらは屋根が山型に反り返った形をしています。
最後に、「神輿屋根屋台」。これはその名の通り、
お神輿のような屋根の形をしています。
各々、装飾や形や大きさにこだわりのある屋台は、
祭りを華やかにし、観客を魅了します。
そのくらい屋台の一つ一つのパーツが、
職人により緻密に造られています。
屋台を見ると、思わず芸術品に触れているような
深い味わいを感じずにはいられないでしょう。
播州秋祭りの日程は?
さて、播州秋祭りの日程ですが、
祭りは10月に開催され、ほとんどが体育の日の前後に行われています。
そのため、日程が重なっているものが多いです。
なので私たちは、見たい神社での祭りを選んで行く必要があります。
主要な祭りの日程を載せますので、
こちらを参考にしてみてくださいね。
まず播州秋祭りを代表する二つの祭り、
「曽根天満宮秋季例大祭」と「灘のけんか祭り」の日程です。
10月13日(木)、14日(金)には、曽根天満宮で「曽根天満宮秋季例大祭」が、
10月14日(金)、15日(土)には、松原八幡神社で「灘のけんか祭り」が開催されます。
この二つは是非とも行ってみることをおすすめします。
他には、10月8日(土)、9日(日)には、
浜之宮天満宮、大宮天満宮、蒲田神社、津田天満神社で開催されており、
10月16日(日)には荒川神社で、さらに10月21日(金)、22日(土)には魚吹八幡神社で、
それぞれ迫力ある祭りを繰り広げています。
播州秋祭りの入魂式は必見
屋台を見るために見逃せないのは、やはり入魂式でしょう。
入魂式は、屋台を新調したり、修繕したりしたときに行われるものです。
けんか祭りなので、屋台がよく壊れてしまうのですね^^;
入魂式は、氏神様が祀ってある神社で行われます。
入魂式でお目にかかることのできる屋台は、新調、改修後なので
きらきらと輝き、堂々たるものです。
播州秋祭りで見られる屋台は、プロの職人により造られているため
「総合芸術品」といわれるほど素晴らしいものです。
製作期間も半年~1年かかるものもあり、まさに職人芸ですね。
入魂式は、そのような地方独特の文化をお披露目する大切な場でもあります。
とても迫力があり、見ごたえのあるものですが、
練子だけでなく観客も皆一気に押し合わせるため、
身動きがとれない状態になってしまうこともあります。
そのため屋台の動きや人の流れに気を使い、安全に注意して観覧してくださいね。
まとめ
播州秋祭りは、長年地域の方から愛され、
伝統芸能を継承し続けている素晴らしい祭りですね。
屋台や入魂式の魅力がお分かりいただけたでしょうか。
今年の秋、さらに祭りを楽しみたいという方は、是
非播州秋祭りへ足を運んでみてください。
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