お花見のときの服装は、ただ歩いて桜を見るだけのお花見なのか、
シートを広げて、お弁当などを食べるのかによって変わってきます。
そして、一緒に行く人やシチュエーションも考えなくてはいけない
のではないかと、心配になりますよね。
そこで今回は、会社の人たちでお花見に行くときの服装マナー
についてまとめてみました。
参加してから「失敗した!」ということにならないために
参考にしてくださいね。
お花見での服装 会社の時にはマナーはある?
会社の人たちでお花見に行こう、となった場合
そこに上司や先輩も参加するので、
フォーマルな服装にしなくてはいけないのか、
と悩む場合もあるかもしれませんが、
そんな心配はありません。
フォーマルかカジュアルかということより、
気温や動きやすさなど機能面を大切にしましょう。
お花見の服装は、機能面を考えることそのものが
マナーにつながりますよ。
お花見時期は、春とはいえ、まだまだ寒さが残ります。
お昼間は暖かくても、夕方近くになると、まるで冬のように
寒い日もあるものです。
また、春は風がきつい日も多く、そうなると体感温度が
とても低く感じるものです。
お花見のとき、「寒くて楽しめなかった」という人も多いようです。
もちろん、実際の気温が低いことが大きな理由ですが
春のおしゃれを楽しみたい、ということから
薄着をし過ぎて、余計に寒さがこたえるということが
いえるのです。
会社でお花見をするときにも、まず寒さ対策を考えましょう。
「寒い、寒い」といって、背中を丸めてばかりいること自体が
マナー違反だと思った方がいいですから。
お花見の服装で女性のファッションは?
お弁当を広げて食べるなどする予定の場合は
座ったり立ったりすることが多くなります。
お花見には、タイトスカートや
フレアーたっぷりのスカートは向いていません。
2人きりのデートなら、まだしも、会社の人たちとのお花見
となれば、人数も多くなることが考えられますよね。
座ったり立ったり、食べ物を取るときなど、
スカートが邪魔になりやすいです。
キュロットスカートやパンツにしたほうがいいですよ。
ただし、お花見といっても、歩いて桜を見て回るだけの場合は、
さほど、そういったことを気にしなくても大丈夫です。
ただやはり、タイトスカートなど、カチッとしたものや
セクシー過ぎるもの、露出が激しい服装は、やめた方がいいですよ。
花を愛でるための場に、自分をアピールするかのような
ファッションは向いていません。
かといって、女性は装いの中に、少しは華があるほうが
いいものです。
上司や周囲に媚を売るためではなく、場の雰囲気を明るくする
という意味で、春らしい色をどこかに取りいれた
服装がおすすめです。
まだまだ寒い日も多いお花見時期ですから、
重ね着で温度調節ができるもの、
そして明るい色を取り入れるのが
お花見ファッションには最適です。
少々重ね着をしたり、厚着をしても、
春らしく装えるためのテクニックとして
春らしい明るい色のものを着ることで
暖かくてなおかつ、春らしさを出すことができるのです。
そして、スカーフやマフラーなどを持って行きましょう。
首に巻くだけでなく、ひざかけにもなります。
お花見の服装で靴はどうしたらいい?
歩いて桜を見て回るにしても、お弁当を広げる場所を
探すにしても、歩きやすい靴というのが必須です。
お花見ができるところは、地面が土や砂のまま、というところも
多いものです。
歩きにくい靴で参加すること自体が、TPOを何も考えていない
ということで、マナー違反につながりますよ。
歩きやすさという点では、スニーカーが一番ですが、
シートを広げて座る場合は、紐靴は脱いだり履いたりが
少々やっかいです。
それに、機能性が大切とはいえ、やはりおしゃれも
したいですよね。
スニーカーでなくても、歩きやすくて、しかも脱いだり履いたりが
しやすいフラットシューズがおすすめです。
近頃では、おしゃれや服装の季節感があいまいになっています。
春や夏でも、ブーツを履いたり、冬でも半袖を着たりなど
自由度が増していますね。
ショートブーツなど、軽やかさがあるもので、歩きやすく
脱いだり履いたりが難しくないものであれば
お花見のでも、悪くはないと思います。
ただ、ロングブーツは見た目も重く、TPOに沿っている
とはいえませんね。
まとめ
会社の人たちとお花見の計画がある場合、そしてそこに目上の方も
参加する場合でも、機能性をまず満たす服装を考えましょう。
機能性を考えている、ということがマナーになります。
そして、露出や体の線が出過ぎるものを避けるということ、
女性は少し春を意識した明るい色を身につけるなど、
場に華やぎを添えるようなおしゃれをしたいものです。
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