会社の異動で送別会を開いてもらうことになったとき、
挨拶ってどんな風にするといいのだろうとお悩みではないでしょうか?
言葉遣いは?ふるまいは?などなど、送られる側の挨拶の際のアドバイスを紹介していきます。
ユーモアを交えた送る側挨拶もご紹介させていただきます。
送る側のユーモアを交えた記事もありますので、よかったらご覧くださいね。
送別会の挨拶で送る側の上司が言う言葉は?心に残る文言、ユーモアのあるものも!
送別会の挨拶 送られる側がどんなことを言う?
送別会は送る側として参加することはあっても、招待されることは滅多にないですよね。
異動が決まってそこから考え始めるとなると時間があまりなく、焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。
上司への言葉や同僚への言葉、後輩への言葉、はそれぞれ言葉遣いを変えるべきなのはわかっていても、いざ、文章を考えようとするときに、ごちゃ混ぜになってしまうこともあると思います。
私自身も後輩への感謝を伝えていたら、いつの間にか上司への感謝になっていて、敬語などが全く考えられていない文になってしまい、どう直せばいいのかと思い悩んだことがありました。
送られる側の挨拶は感謝を全面的に出しておくことが大切なポイントです。
しかしながら、ただ形式的な感謝だけでは、味気ないものになってしまいますよね。
その中に、特にお世話になったことや心に残っているエピソードを交えていくことで堅い無機質な挨拶から共感を得やすい、温かみのあるスピーチにすることができます。
しかしながら、実際のエピソードを交えつつ、感謝の気持ちを伝えるスピーチなんてなかなか思いつかないという方も多いのではないでしょうか。
なので次に、例文を参考にしたスピーチの作り方を紹介していきます。
送別会の挨拶の例文 異動する方バージョン
文章を考えるのが苦手な方や、送別会での挨拶などになれていない方は、ネットや本で調べて出てくる例文を参考にするという手がありますよね。
私自身もよく例文を頼りにすることがありますが、頼りすぎると継ぎ接ぎだらけになってしまったり、温かみにかけるものが出来上がってしまったりすることがあり、悩みの種になることが多いです。
そんなときは例文を参考にする前に、自分が伝えたいことを箇条書きでざっくりと書き出すことをオススメします。
例えば、
・仕事でミスをしてしまった時、フォローしてくださったことへの感謝
・初めて一緒に飲みに行ったときのエピソード
・一緒に大きなプロジェクトを成功させたときのこと
こんな感じです。パッと思いついたものを書いてみただけですが、そのくらいで充分です。
ここから、例文を参考に肉付けしていけば挨拶の文章が出来上がりますよ。
(例)「本日はこのような会を開いていただきありがとうございます。
私は○月○日より、○○部署に異動となります。
この○年間、私を指導してくださった○○さんには、ミスをしたときに手際よくフォローをしていただけたこともありました。
初めて一緒に飲みに行ったときには会社のことはもちろんその他の生活面でのご助言もいただけたことが今でも心に残っております。
また、同僚の○○さんとは一緒にプロジェクトを成功させることができ、お互いの成長の糧となったことを嬉しく思っています。
今までこの部署で仕事を続けていられたのは皆様の支えのおかげです。
これからも移動先の部署で今までの経験を活かして精進していきますので今後ともよろしくお願いいたします。
最後に皆様のご活躍ならびに部署の発展をお祈り申し上げ、挨拶とさせていただきます。
○年間どうもありがとうございました。」
長すぎず簡潔にまとめると聴き手に伝わりやすいので、まずはとりあえず書き出してみて、長いと思ったら、特に伝えたいことを絞るのがオススメです。
嬉しかった、心に残っているなど、感情を表している言葉は実際のスピーチでは少し大げさに心を込めて言うといいでしょう。
送別会の挨拶 送られる側のユーモアな例文~いじる~
送別会で送られる側に立って挨拶、スピーチをしなくてはならないとき、堅苦しくなってしんみりするのは避けたいなーと思っていらっしゃることかと思います。
できれば、楽しく送られたいですよね。なので、送られる側もユーモアのあるスピーチができるように、アドバイスができればと思いましたので、お伝えしていきます。
一つ目にご紹介するのは「いじる」とう方法です。
でも、ただいじるのではなく、「一度持ち上げてからいじる」という事をしてみてください。
たとえば、「○○さんは、いつもとても面倒見がよくて、仕事のことなども相談させていただくことも多く頼りにさせていただいていました。
○○な場面になるとフッとタバコに行かれたりという特技を持ってまして、そのせいで私たちがいろいろと・・・」
などというお話し方をされると、そのお話の対象になった方へも失礼ではないですし、職場の雰囲気をご存じの周りの方々はあなたといじった相手の方のキャラクターもご存じでしょうから笑いが起きやすいと思います。
送別会の挨拶 送られる側がユーモアに言う方法~粋からゲスへ~
粋な言葉を言ってゲスな事を言うというのが意外とうけます。
最初に思いっきり自分の事を持ち上げ、その後に、ダメなゲスな行動を言うというのがシンプルでとても便利な方法です。
たとえば、
「私は男の中の男なので、○○さんへの引継では私が嫌だった○○という業務をすべて引き継ぎました。」
「上司として責任を持たないとという気持ちが私はすごくあるので、責任をすべて彼に擦り付け異動することにしました」
など、最初に自分の事を思いっきり持ち上げて、ダメな行動を言うのがとてもうけます。
ただし、ダメな行動を本当に行っていたらまったく受けないので、そこは注意してみてくださいね。
送別会の挨拶 送られる側のユーモアな例文~自虐~
自虐ネタを入れるのも一つの方法です。
自分のコンプレックスなどをあえて自虐でいう事でみなさんの笑いを取ることも一つです。
「私はここでぶくぶくと太ってしまいました。ここで、しっかりとメタボ生活を断ち切るために、今日はしっかりと飲み食いをして悔いの残さないようにしたいと思います。」
「ここではストレスが溜まっておでこが前進してきましたので、次の部署では更なる前進していけるよう頑張ろうと思います」
など、周りの方が触れやすい空気でしたら、思い切って自分のコンプレックスをネタにして笑いを取ることもできますよ。
異動の送別会の挨拶 送られる側で笑いを取るなら勢いで!
これまではこんな例がありますよというのをご紹介しましたが、笑いを取るには、とにかく「勢い!」です。
感情を出して勢いよく挨拶してみてください。
私も異動のときではありませんが、結婚式の友人代表スピーチで考えていた原稿が飛んでしまいどうしようかと悩みました。
でも、一言「新婦側のみなさん、彼はいい人なので大丈夫です!」と思いっきり言ったらドッと笑いが起きました。
考えすぎてしまって、言葉に詰まってしまったら逆に滑ってしまいます。
挨拶をされる時はシンプルに考えて言葉をお伝えされるとお酒も入ってらっしゃる場なので自然と笑いもでると思います。
下記も送別会の時のあいさつに関係ある記事です。
言われる言葉や順番も考えて挨拶ができるといいかもしれませんね。
送別会の挨拶はどういった順で行う?振るタイミングや複数人の場合も!
送別会の挨拶で送る側の上司が言う言葉は?心に残る文言、ユーモアのあるものも!
まとめ
初めてのことばかりで不安かもしれませんが、焦ってしまっては良いスピーチは中々生み出せません。
自分が特に伝えたいことを中心にして感謝の気持ちを伝えていけるといいでしょう。
送別会の挨拶は普段の感謝とはまた違った重みがあります。
落ち着いて、心のこもったスピーチが出来るといいですね!
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