鍋はダイエットに効果的な料理だと聞いて、鍋ダイエットなるものを調べたり、
鍋を食べる機会が多いので、鍋を食べながら効果的に痩せられないものかと考えている方がいらっしゃいます。
そこで今回は、鍋はなぜダイエットにいいのか、効果的な食べ方や逆にだめな食べ方など1週間続けて鍋を食べるダイエットの注意点についてまとめてみました。
鍋ダイエットで痩せる?その理由は?
鍋を毎日食べて痩せるという鍋ダイエットが人気です。なぜ鍋がいいのでしょうか?
その理由は大きく分けると3つあります。
まず、低カロリーで栄養価の高い野菜やきのこ類を一度にたくさん摂れるということです。
○○ダイエットといわれる一種類の食材だけを食べるダイエットと違って鍋はさまざまな具材を入れて食べることができますよね。
野菜は生だと一度にたくさんは食べられないですが、その点鍋だとかなりの量の野菜を食べることができます。
もう一点は温かいものを食べることで体があたたまり、新陳代謝がアップするということです。
鍋に入れた具材を温かいまま食べると発汗してカロリーを消費しやすくなるのです。
新陳代謝アップすると痩せるだけでなく冷えの解消や体内の老廃物の排出につながりますよ。
そして3つ目は、あたたかいものを食べることにより満腹中枢をより早く満足させ、食べ過ぎを防いでくれるので痩せるということです。
急な食事制限をするダイエットは満腹感に関係しているレプチンという物質の分泌量が急激に減少するため飢餓感を感じ、その結果リバウンドへとつながりやすいのです。
鍋はダイエット中だとはいえ、無理な食事制限をするわけではないのでこのレプチンの分泌量の変化が少なく済むためリバウンドしにくいというわけです。
毎日鍋でも具材の野菜や出汁を変えることで飽きにくいので続けやすいという利点もあります。
鍋ダイエットで痩せるための食べ方!
そんなダイエットに効果的な鍋ですが、痩せるためには食べ方にちょっとした工夫がいりますよ。
おすすめは水炊きです。その際タレは一回30㌔カロリーにもなるゴマだれではなく、低カロリーのポン酢にしましょうね。
そして具材の選び方です。
野菜やきのこ類などはタップリいれて大丈夫ですが、炭水化物には注意が必要です。
具材として入れる一見ヘルシーイメージの春雨ですが実はでんぷんでできているので炭水化物なのです。
春雨の代わりにはシラタキを使うようにしましょう。シラタキならカロリーがほとんどなく、満腹感も得られるのでダイエットにはうってつけです。
たんぱく源である魚や肉ですが栄養価は高いのでダイエット中だとはいえぜひ摂りたい食材です。ただどうしても魚や肉を入れるとカロリーは高めになってしまいます。
そこで一週間のうち半分は魚か肉を入れてあとは無しという鍋ダイエットをおすすめします。
入れる魚や肉の種類や部位の選び方にも鍋ダイエットで痩せるコツがありますのでそれは3章でご紹介しますね。
さて、具材に気をつけて鍋の準備ができたなら、まずスープを飲みましょう。
昆布だけを使ったシンプルな出汁で作ったスープを先に飲むことで満腹感が得られて
それ以降の食べ過ぎを防いでくれるのです。
鍋で痩せるためには食べる順番がとても大切です。
今回ご紹介している鍋ダイエットでは具としては炭水化物を使用していませんが、
炭水化物は空腹時に食べると急激に血糖値を上げてしまいます。
鍋以外でごはんを食べるなら、一番最後に食べるようにしましょうね。
炭水化物を先に食べるとどうしてダイエットにようないのでしょうか?
それは実は私たちが「お腹が空いた」と感じるのは血糖値が急激に下がるときなのです。
ということは血糖値を急激に下げない工夫、つまり炭水化物を空腹時に摂らないことが重要なのです。
鍋ダイエットでNGな太る食べ方!
次は鍋ダイエットでやってはいけない食べ方をご紹介します。
間違うと逆に太る食べ方になってしまいますよ。
1章で昆布だけで作ったシンプルな出汁にしましょうとご紹介しましたが、市販されている鍋の素などはとても美味しいですが、カロリーが高めで塩分も多めにできているためです。
昆布出汁スープは昆布のエキスも摂れるうえ塩分やカロリー摂取も控えられますよ。
塩分の摂りすぎは血液が水分を取り込もうとした結果むくみにもつながりますし、
ご飯など炭水化物も食べたくなりやすいので控えた方がいいのです。
そして具材である魚や肉は種類や部位によってカロリーがずいぶん違います。
カロリーが抑えられる鶏むね肉、鶏ささみ肉か豚ヒレ肉や豚ロースを選びましょう。
豚バラ肉は脂分がとても多いので高カロリーになり食べ過ぎると太るのでやめておきましょうね。牛肉も美味しいですが、ダイエット期間中は控えましょう。
そしてダイエットには食べる順番にも気をつけなければいけませんが、鍋ダイエットでは最初に食べてはいけないとされている炭水化物は使わないので、その点では安心です。
春雨や高カロリーになる肉団子などを入れないということ、豚バラ肉など脂身の多い肉は避けるようにすればどの順番に食べても問題はないですよ。
問題は最後のシメです。
鍋は最後のシメが楽しみという人も多いですが、シメのスープにご飯やラーメンなどを入れて食べてしまっては鍋ダイエットの意味がありません。
シメはシラタキを入れて食べましょう。
ただ魚や肉を入れた鍋は、脂分がシメのスープにタップリ流れ出ています。
おすすめはやはりダイエット期間中はシメは封印するということですね。
まとめ
1週間毎日、鍋料理を続けてみましょう。
今回ご紹介したNGポイントを避ければきっと効果が表れるのを実感できるはずです。
ただし、他で食べ過ぎるとだめですよ。
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