文化祭の模擬店で食べ物を売るのはとても楽しいですよね。
準備の楽しみ、販売する楽しみ、仲間と協力し合う楽しみなど
楽しみにもいろいろありますが、販売するのですからもちろん利益を出さなくてはいけません。
ぜひ儲かる模擬店にしたいものですよね!
今回は儲かる食べ物や安く仕入れる方法、どうやったらよく売れるのかなどをご紹介します。
文化祭の模擬店で儲かる食べ物は?
文化祭の模擬店で儲かる食べ物は、定番として
かき氷、たこ焼き、焼きそば、フランクフルト、
綿菓子、チョコバナナ、フライドポテト 焼き鳥 があります。
こうして見てみると屋台の定番のものですよね。
やっぱり儲かるから出店されていたのですね。
そして誰からも好まれる日本のソウルフードともいえるものが多いです。粉物は基本的に原価が安いといわれていますよ。
でもそれだけではありません。これらの食べ物は、作るのが簡単なもの
であるということと、材料を業務スーパーなどで安く大量に仕入れることができるものなのです。
例えば、たこ焼きで儲かるか考えてみよう!
たこ焼きは一から自分たちで作ってもよし、冷凍物を購入してしまうのもいいですね。
文化祭ですと、冷凍を解凍して出すだけだとさすがに、冷たい目で見られてしまうと思います!
なぜかと言いますと、さすがに学生だとしても、「チンするだけで○○円はないだろう!」って誰しもが思うからです。
しかしチンして出すだけでお客さんにお得だと思ってもらえるのだと、6個100円だとお得だ!って思いませんか?
祭りだと300円くらいですから、100円だとお得感がすごくありますよね!100円6個だと買おうって思いますよね、ただ、原価的にはわるいですよね。1個10円だとすると6個で60円です。
100円で40円の利益です。人のてがかかっていることを考えると±0くらいなのではないでしょうか・・・だとすると100円は安すぎますね。
だから、味付けに少しバリエーションを持たせるだけで、ひと手間加わっているので納得感がでて買ってもらいやすく、なおかつもう少し高い値段で買ってもらえる商品になりますね!
味のバリエーションとしては、ごま塩、しょうゆ、しょうゆマヨ、ネギマヨ、ソース、ソースマヨなど、お好みのトッピングでお出しできれば、満足してもらえますよ!
儲かるかどうかのところですが、計算してみますね。
そして、例えば30個入り1袋300円の冷凍たこ焼きを買って6個入り300円とすると原価が60円(どれだけ人の手間がかかったかは度外視です)で売値が300円なので、単純に仕入れ値から売値をマイナスすると240円の黒字です。
1日6個入りが100個売れたとしたら240円×100個=24,000円です。24,000円が利益ですね。
これを儲かっていると取るかどうかは貴方次第ですが、100個以上売れるとしたら、24,000円+αの利益が見込めますね!
このような感じでフランクフルトやかき氷などを考えていくと原価がどれくらいかかって、売価をどれくらいに設定すれば黒字になるのか見えてくると思いますので、やってみてくださいね。
利益に加え、仲間と一緒に楽しく模擬店ができたという思いでもできると思いますよ。
食材以外でかんがえなければいけないポイント
ただ気をつけなければいけないのは、価格決定や予算に関しては
メインの食材だけのことを考えただけではだめだというのはわかりますよね。
たとえば、フランクフルトなら、ケチャップやマスタードが必要ですし、
たこ焼きやお好み焼きはソースや青のり、綿菓子も木の棒が必要ですよね。
そして食べ物を入れる容器やおはしなども必要になってきます。
また、調理器具を借りなければできないものがほとんどですよね。レンタル料などもすべてひっくるめて採算が合うかどうか、
予算をたてなければいけません。そうして初めて儲かるかどうかがわかります。
儲かる食べ物や食べ物以外の出し物をまとめました!
こちらも是非ご参考にしてみてください。
文化祭の食べ物の仕入れ方は?
食べ物の仕入れの方法ですが、1章でもご紹介したとおり業務用スーパーでまとめ買いがお得です。
綿菓子など定番の屋台フードはネットで材料を仕入れることができます。
そして調理器具のレンタルしてもらえる業者探しも必要ですね。
ちなみに綿菓子機のレンタル料で1万円くらいです。
たこ焼き機とたこ焼きの材料込みでレンタルできるところもありますよ。
味付けの心配もしなくて済むので失敗するリスクが少なく便利ですね。
参考にしてみてください。http://www.takoyakiki.com/
文化祭で食べ物の売れる売り方は?
安く仕入れて採算が合うように予算を立てたらあとは、どうしたらよく
売れるようになるかということを一生懸命考えましょう!
売れるためには、目だつことが必要です。
普通のお店なら、ある程度の年月をかけて口コミで、「あそこのお店は美味しいよ」
と広まることが期待できますが、文化祭の模擬店はそんな悠長なことはいっていられませんよ!
目だつための工夫は、看板作りやポップを作りなどです。
看板にはお店までの行き方を書いておきましょう!
ポップなどを書くのが得意な人がいるといいですね。
そして商品のネーミングも考えましょう。
たとえば「フランクフルト」だけより「ロケットフランクフルト」とするほうが
興味を惹かれませんか?見た目がロケットに似ているからというだけでも
OKです。ケチャップの付け方でロケットっぽくするなどしてみます。
呼び込みもあったほうがいいですよ。
ただしあまりしつこくない程度に爽やかにお願いしますね。
お店に来てくれるお客さんには道案内もしてあげるともちろん親切ですよ。
仮装してお客さんを出迎えるというのも面白いですね。
ただし風俗のように性的なものにするのではなく男子学生がかつらをかぶって
スカートを履いているなど笑いをとるほうにしましょうね。
そして値段設定です。
自分たちだったらいくらくらいまでだったらこれを買うだろうか?
という素朴な疑問を持ってみましょう。
そのうえで、具体的な計算も必要です。
たとえば500食販売目標を立てていたとします。
調理器具レンタル料や食材や容器、看板、ポップ作成費などすべての
費用の合計を500で割ってみます。
模擬店は人件費がかからないからいいですよね。
10万円だとしたら、それを500で割ると200円です。
200円ならトントンということですよね。
それに利益をプラスして300円で売ると、1つ売れるごとに100円も儲けです。
500食売れれば5万円儲かるという計算になります。
その他文化祭に関係する記事をまとめました。
参考になるかもしれませんのでよろしければご覧ください。
まとめ
儲かるためには値段設定、仕入れ方、売り方の工夫などあらゆることへの
気配りが必要です。文化祭の模擬店とはいえビジネスの縮図ですね。
がんばって、そして楽しんでくださいね。
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