イルミネーションを一眼レフで!撮り方のコツや設定、手持ちの時のポイント

冬になると街のあちらこちらがイルミネーションでキレイに装飾されます。

 

今どきはスマホでもキレイな写真が撮れるので、たくさんの人々がスマホのカメラでイルミネーションを撮影します。

 

そんな中、やっぱり写真にはこだわりたいということで一眼レフのデジカメを購入した人もいるのではないでしょうか?

 

この冬初めてイルミネーションの撮影を一眼レフで撮ろうという方は、どうやったらキレイに撮れるのかを知りたいですよね。

 

ここではイルミネーションを初心者の方でも簡単にキレイに撮れる方法を紹介します。

目次
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イルミネーションを一眼レフカメラできれいな撮り方

カメラでイルミネーションや夜景などを撮るときはどうやったらキレイに撮れるのでしょうか?

 

昼間と違って夜はキレイに撮影するのが難しいと思っている方が多いですよね。

 

クリスマスのイルミネーションなどをスマホやガラケー、ちょっとしたデジカメなどで撮影をしたことのある方なら分かると思いますが、キレイに撮るのって結構難しいですね。

 

なぜかと言うと、ブレやすいからです。

 

結構慎重に撮影ボタンを押したのにズーム再生してみたら見事にブレていたなんて言うこともありますね。

 

イルミネーションや夜景をキレイに撮るには手ブレが最も厄介な問題となります。

 

次に問題となるのが明るさです。明るすぎても暗すぎても良い写真とは言えません。

 

明るすぎると色合いも悪いし、暗いと迫力もありません。

 

そしてもう一つはノイズの問題です。ISO感度を上げることでシャッタスピードが速くなります。ですが、上げすぎるとノイズが発生して映像にザラつきが出てきてしまいます。

 

あえてザラつかせる場合もありますが、通常はザラつきを抑えてとったほうがキレイに見えます。

 

そしてこれらの問題をクリアしてキレイに撮るにはどうしたら良いのでしょう?

 

まず最も簡単な方法は三脚を使うことです。

 

夕方から夜の間の撮影はどうしてもシャッタースピードが遅くなってしまうので手ブレがひどくなってしまいます。

 

なので三脚があると手ブレを抑えるのに有効です。

 

さらにレリーズケーブルを使って撮影すればなお手ブレを防ぐことが出来ます。

 

人が多く三脚を使えない、もしくは三脚や一脚の使用禁止となっているという状況でなければ、三脚の使用をオススメします。

 

三脚を使用する際は手ぶれ補正をOFFにしておきましょう。三脚使用時に手ぶれ補正をONにすると誤作動を起こす場合があるからです。

 

手ブレの問題が解決したら、あとはどんな写真を撮りたいかが大事になります。

ちょっとした工夫でさらに幻想的で素敵な写真が撮れますよ!

 

その1:ボケた写真をとってみる

あえてピントがあっていないボケた写真を撮るのも幻想的でキレイです。

 

方法は簡単。MF(マニュアルフォーカス)に切り替えてレンズのピントリングをくるくる回せば良いのです。

 

ご自分のお好きなボケ具合で撮ってみてください。

 

どの被写体をボカすか、またはピントを合わせるかによっても全く違った写真になります。

 

被写体に思い切り近づいてみたりズームレンズを使用してボカすのもありですね。

 

その2:クロスフィルターを使う

クロスフィルターを使用するとキラキラした写真が撮れます。

 

まるで星がキラキラと輝いているようでとても素敵です。

 

ぜひ試していただきたいフィルターです。

 

その3:明るめで撮る

周りが暗いとモニターが明るく感じるので、その場ではちょうどよく見えても翌日確認したらちょっと暗かった…なんてことも結構あるものです。

 

露出補正ダイヤルで普通の明るさと少し明るめのものと両方撮っておくことをオススメします。

 

その4:ホワイトバランスを変えてみる

ホワイトバランスを『太陽光』などにすると温かみのある写真が撮れますし、『電球』や『蛍光灯』にセットすれば冷たい感じの写真が撮れます。色々な設定をして楽しんでみてください。

 

そしてキレイに撮るために注意点を一つ。イルミネーションを撮影するときはフラッシュを使用しないようにしましょう。光が光を反射して暗くなってしまうこともあります。

 

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イルミネーションを撮影するときの一眼レフの設定は?

次はイルミネーションをキレイに撮るための設定方法についてお話します。

 

設定は三脚がある場合と無い場合とで変わってきます。

 

三脚がある場合:手ブレの心配が軽減されるのでシャッタスピードをそれほど速くする必要はありません。逆にシャッタースピード遅くすると背景は固定で、通行人に動きのある面白い写真が撮れます。

  • ISO100〜400
  • 撮影モード『Av(またはA)』F8〜F16
  • 手ぶれ補正OFF
  • 露出+1/3〜+1

という設定で撮影してみてください。

 

続いては、三脚を使用しない場合の設定です。

 

最も心配なのが手ブレですね。なので手ブレをなるべく抑えるような設定が必要となってきます。

 

  • シャッタースピード1/25〜1/80くらいにする(Tvモードにしておく)
  • ISOはオート、または1000〜2500程度

 

という感じで撮ってみてください。

イルミネーションは実はチカチカ点滅しているのをご存知ですか?

 

東日本では1秒間に100回、西日本では120回点滅しているのです。

 

なので、シャッタースピードを1/100より速くしてしまうと、ムラが出来てしまうことがあるのです。

 

なので手ブレを抑えようとしてあまりシャッタースピードを速くしすぎないようにしましょう。

 

そしてISO感度に関しては夜景が明るいときは1000〜1600程度、暗いときは1600〜2500程度に設定するとキレイに撮れるでしょう。

 

あとは少しずつ設定を変えてベストな1枚を撮ってみてください。

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イルミネーションを一眼レフで 手持ちで撮影するときのポイント

歩きながら撮ったり、三脚の使用禁止となっている場合は手持ちで撮影するしかありません。

 

やはり最も気にしなくてはならないのが『手ブレ』ですね。

 

まず、カメラやレンズに手ぶれ補正機能がついているものを使用しましょう。

 

そして2章の設定を参考にして撮ってみてください。脇を締めてしっかり持って撮影すればそんなにブレないと思います。

 

それでもブレてしまう場合は次の方法も試してみてください。

 

手すりや壁を使って固定する

カメラを抑える方の腕を壁にくっつけて撮影したり、手すりに腕を乗せて撮影するとある程度の固定が出来ます。

セルフタイマーを使う

セルフタイマーを使用すれば、シャッターを押したときのブレがなくなりますので比較的キレイに撮れます。

ペットボトルを使う

カメラを固定する方の脇にペットボトルなどを挟んで撮影するとある程度安定しますので応急処置として試してみてください。

広角レンズを使う

広角レンズを使用したほうがブレには強くなります。撮影のイメージに合うようでしたら使ってみるのも良いかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?ちょっとした設定やコツでブレを軽減してキレイに撮ることが出来ます。

 

最後にもう一つ試してみてもらいたい設定があります。

 

撮影モードを絞り優先モードに設定して、F値を小さくして撮影してみるのも良いかもしれません。

 

F値は小さくするとボケて大きくすると全体的にピントが合います。

 

シャッタースピードが速くなると撮れた写真が暗くなる傾向にありますが、F値を小さくすると、光の通り道が広がるので明るく撮れるようになります。

 

イルミネーションは明るさなどが被写体によって変わるので、同じ設定でベストな写真が撮れるとは限りません。

 

色々設定を変えてお好みの写真を撮ってみてください。

 

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