風邪の時に外食をする機会って実はあったりしますよね。
会社の昼食や、人との付き合い、はたまた家族でのお出かけなど、風邪をひいているときにも外食をする機会って結構多いものです。
そんな時、外食でどんなお店がおすすめで、どんな料理に注意すべきなのでしょうか。
外食チェーンに入ったはいいものの、本当に風邪でも食べられるの?と疑問に思ってしまうとおいしいものもおいしくなくなってしまいますよね。
そこで、風邪の時に外食するならどんなものがいいのか、お伝えいたします。
風邪の時の外食でおすすめは?
まず、外食で注意すべきは以下のものです。
油・・・消化に悪く胃腸に負担をかけます
冷たいもの・・・体を冷やしてしまいます
刺激物・・・胃腸に負担をかけてしまいます。
甘いもの・・・胃腸に負担をかけてしまいます。
アルコール・・・最悪です。風邪のときには避けましょう
これらを避けて、なおかつ栄養のあるものが外食で食べられるのはどこか?ということに着目してみました。
風邪の外食でおすすめ:定食屋
風邪を引いた時のおすすめとしては、「定食屋」が一番お勧めです。
例えば、大戸屋など和食中心のところであればなおよしでしょう。
なぜかといいますと、風邪の時に食べたい食材が多いことや、避けたい食材少ないからです。
メニューの品数が多くても油っこいものが多ければ胃腸に負担がかかって消化吸収に悪影響があってもいけません。
風邪の時の定食屋でのおすすめメニューをご紹介します。
雑炊
雑炊は言わずともお分かりかもしれませんが、風邪にはもってこいの料理です。
まず、消化に良いですし、玉子や鶏肉が入っているとさらに効果的です。
鶏肉はほかの肉と比べてビタミンAが豊富です。
ビタミンAは粘膜を強化してくれる作用が期待できるので、喉の痛みや鼻水など、炎症が起きている個所の悪化が抑えられる可能性があります。
また、脂分がほかの肉と比べて少ないので胃腸への負担も少ないのでありがたいですよ。
玉子もタンパク質が豊富で風邪の回復の時にも役立ちます。
なので、玉子雑炊や鳥雑炊などがメニューにあると積極的に注文したいですね!
焼き魚定食
特に鮭・サバには必須脂肪酸が多く含まれています。
必須脂肪酸は体の炎症を抑える働きがあるので、風邪で発生した体の炎症を抑えてくれる効果が期待できますね。
さらに、大根おろしも一役買ってくれます。
大根には殺菌作用があるので、喉の風邪の時などには良いですね。
ですので、風邪の時に焼き魚を食べるのであれば、大根おろしも一緒に食べましょう!
刺身定食
刺身定食も風邪の時には良い食べ物です。
刺身は生ものだから大丈夫?と思うかもしれませんが、刺身はタンパク質も豊富で、さらに消化にも悪くはありません!
風邪で体力を消耗しているときになど、栄養補給にはうってつけだと思います。
こちらでも風邪の時に刺身を食べてよいのか、解説しております。よろしければ合わせてご覧ください。
風邪での刺身やお寿司は実はいい?消化への影響や治りかけに大丈夫?
風邪の時におすすめの外食:うどん屋・そば屋
定食屋であれば、うどんやそばもメニューであるところも多いかと思います。
うどんは消化に良く、そばはカテキンが入っており免疫アップにも期待できますので積極的に食べたいですね。
しかし、てんぷらうどんやそばなどはてんぷらの油が胃腸に負担をかけてしまうので揚げ物は一緒に食べないように気を付けましょう。
また、ざるそばなどの冷たいうどん・そばも体を冷やしてしまうかもしれませんので、できるだけ温かいうどん・そばを選ぶようにしてみてください。
うどんに天かすを乗せるとおいしいですが、風邪の時にはやめておいたほうがいいですね。
そばにもかき揚げを乗せるとおいしいのですが、これも風邪の時にはやめておいたほうがいいでしょう。
風邪の時の外食におすすめ:パスタ
パスタもうどんには負けますが消化にいいのでおすすめできます。
パスタも炭水化物で、風邪で疲弊した体への影響補給としては非常に優れていますね。
ただ、製造工程で玉子が入っているため、うどんやそば程は消化が良くはありませんが、それでもおすすめします。
ただ、クリームソース系は避けておいたほうがいいでしょう。
なぜかといいますと、クリームソースは牛乳がはいっているため、胃腸が弱っているときにはお腹を下してしまう可能性もあります。
なので、トマトソースなどできるだけクリームソースは風邪の時には避けておいたほうがいいでしょう。
風邪の時の外食におすすめ:カレー
カレーは昔から薬膳料理としても知られていて、風邪の時には食べてもよいと考えます。
カレーのスパイスに風邪に対して効果が期待できるものが入っています。
代表的なスパイスでも以下のように効能が期待できます。
ターメリック(ウコン):胃腸の分泌を促進する
クミン:ビタミンAが粘膜を強化する
コリアンダー:胃腸など、消化器官を整える
ただ、逆効果もあって、ターメリックやコリアンダーをとりすぎると胃液の分泌が多くなり、胃腸が痛くなることもあります。
そのため、量は適量を食べられるとよいと思います。
また、辛さもほどほどにしないと刺激物なので消化に悪影響が出ます。健康に良い食べ物だからと言って、考えて食べなければ逆効果になってしまいますので、ご注意くださいね。
風邪の時に注意すべき外食とは?
おすすめとは逆に注意すべき外食店はどんなところがあるのか、独断と偏見でお伝えします。
日頃、とても懇意にしているので個人的に嫌いではありませんが、風邪の時にはやめておいたほうがいいところを上げさせていただきました。
風邪の時に注意すべき外食:居酒屋
アルコールは風邪の時には百害あって一利なしです。
そのため、風邪の時に居酒屋で外食するのはやめておいたほうがいいですよ。
お酒が風邪に対していかに良くないかというお酒好きの方の気持ちを木っ端みじんにしてしまう記事を書いてしまっています(笑)。合わせてご覧いただければと思います。
風邪とお酒・アルコールの驚きの関係!治りかけや効くお酒についても徹底調査!
お酒を飲まなかったとしても、一緒に行かれる方がお酒を飲むと普通の食事の時間とは違い、かなり長時間店にいることになります。
それで疲れてしまって体調が悪化することも十分あり得ますので、風邪の時に居酒屋に入るのは避けておいたほうがいいでしょう。
風邪の時に注意すべき外食:ラーメン屋
基本的にラーメンは油が多いため、消化には悪いといえます。
また、小麦は食べ過ぎると消化に良くないため、避けておいたほうがいいでしょう。
ラーメン屋だと定食でチャーハン、餃子などがあると思いますが、それらも油たっぷりなので、吐き気があるときには胃腸におおきく負担をかけてしまうかもしれません。
そのため、ラーメン屋は避けておいたほうがいいでしょう。
風邪の時に注意すべき外食:中華料理
中華も基本的には油たっぷりです。
酢豚、エビチリ、レバニラ、餃子などには食材的には風邪への効果が期待できる食材で作られていますが、いかんせん油が多いため、風邪の時には避けておいたほうが良いと考えます。
どうしても中華を食べたい!と思われる方へ、何かおすすめがないかと考えましたが、やはりどの料理も油っこかったり、冷たかったりするのであまりおすすめできませんね。
風邪の時に注意すべき外食:牛丼屋
肉は基本的にはおすすめしたいのですが、牛肉は手放しにおすすめしづらいです。
なぜかといいますと牛肉には脂質が多いため、これも消化に良くありません。
そのため、牛丼屋はリーズナブルでお手軽なのですが、風邪の時の外食としてはあまりおすすめできかねてしまいます。
しかしながら、豆腐やみそ汁などの料理は風邪にも役立てるので、こういうサイドメニューをセットにしてみましょう。
なか卯ですと、親子丼やうどんも食べられるので、どうしても牛丼屋に行くのであれば、なか卯に入ってメニューを選ぶとよいと思いますよ。
風邪の時に注意すべき外食:ファミレス
ファミレスもおすすめできるかと思ったのですが、意外と、揚げ物が多くメニューにあるため、揚げ物類は避けておいたほうがいいでしょう。
鶏のから揚げ、とんかつなどはもろ揚げ物ですから、胃腸に負担がかかったり、吐き気があるときには気分が悪くなることもあるので、おいしいのですがぐっと我慢することも大事ですよ。
ファミレスだと、極力油の少ないパスタなどを選ばれるとよいですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
食材的には良くても、油が多くて消化吸収に悪影響があったりすると、風邪が良くなるどころか、悪化してしまうと意味がないですから安易に選ばないほうがいいでしょう。
逆に、意外なことに刺身や鶏肉などは食べても全然かまいませんので体調や食欲と相談して食べるようにしてみてください。
コメント