風邪に断食はヤバい!免疫アップにもなる断食は間違えると恐怖!

風邪に断食!ということをお聞きになられたことはありませんでしょうか?

 

断食すれば免疫力アップ!という内容も噂レベルでは耳に入っているかと思いますが、それがどこまで本当なのか、少々わからない部分も出ますよね。

 

風邪への対処は安静、栄養、水分補給に尽きると思っていますので、ここでは風邪と断食の関係性について、お伝えしていきたいと思います。

 

目次
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風邪に断食!の前に風邪に食事は必要?

まず、風邪に食事は必要かどうかという点に触れたいと思います。

 

食事が必要かというところをもう少し掘り下げて、風邪の予防や回復には栄養が必要になります。

 

必要な栄養は主にタンパク質やビタミンやミネラル類です。

 

タンパク質は免疫細胞がタンパク質でできているので、免疫力を維持するためにはタンパク質をとっておかなければなりません。

 

ビタミン類でいうと例えばビタミンAは粘膜を強化して風邪のウイルスの侵入を防いだりしてくれるため必要になってきます。

 

これらのように、風邪の予防にも回復にも栄養分は必要になってきます。

 

例えば、ダイエットやスポーツ選手の減量免疫が落ちて風邪をひきやすくなるから気を付けなさいという話があるのですが、それは食事の量が減るのと同時に必要な栄養まで摂れなくなって免疫が落ちるため起こるのです。

 

私も体重を一気に落とす減量しているときにちょっとしたきっかけで風邪をひいてしまったりしていましたが、それは必要な栄養が足りてないから起きていたということですね。

 

その時は、かなり食事の量を落として運動していたので、必要なビタミンやミネラル類が取れていなかったのだと思います。

 

しかしながら、食べ過ぎや高カロリーの状態では逆に免疫が落ちてしまうということになります。

 

そのため食事の食べ過ぎには気を付けたほうがいいですね。

 

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風邪に断食は免疫力アップなど効果ある?

風邪をひく前とひいてからでは意味合いが違ってくると思いますので、分けてお伝えしますね。

 

ネットを見ると、効果あるというような記事が多いのですが、どのタイミングでどう効果があるのか、一概にはっきりしませんでしたので、本などで調べた内容も含めまとめてみます。

 

風邪をひく前の断食は免疫アップ?

風邪をひく前の「プチ断食」は効果はあると考えます。

 

プチ断食とは、1日何も食べない断食とは異なり、1日に男性で約16時間ほど、女性で12時間ほどの空腹時間を作り、1日に1~2食に抑える断食です。「リーンゲインズ」ともよく呼ばれます。

 

実際に、低カロリーな食事ほど免疫力が高まるという研究もあります。

 

それは、先ほどお伝えしたタンパク質やビタミンなどの栄養素をしっかり摂取したうえでカロリーを抑えることでこういった結果につながります。

 

よくよく考えてほしいのですが、時代の流れで考えると現代では人は朝、昼、夜と3食の食事をとっていますよね。

 

しかしながら1万年前ほどの狩猟民族時代の人類は1日に3食を食べられるほど食糧がそばになかったはずです。

 

そして1万年前ほどの人類と現代の人の体を比較してみると、あまり変化は大きくはないはずです。(知能とかは別としてですが)

 

その時の狩猟民族の時の食生活は常日頃おなかがすいている、つまりプチ断食状態にあったと考えられるので、低カロリーほど免疫力が高いというのは、もともとの人類の進化的には理にかなっている体の機能ではないかと思いますね。

 

こういったことから、風邪をひく前の断食、ひいてはプチ断食は風邪への効果が期待できますね。

 

風邪をひいてからの断食はというと・・・?

風邪をひいてからの断食は効果があるのかというと、これと言って裏付けるデータがでてきませんでした。

 

よく「風邪は3日断食すると治る」と言われているようですが、これはやめておいたほうがいいでしょう。

 

これまで食べ過ぎていた人が、風邪をひいたのをきっかけに前日までの食事の消化が食べないことによって適切に行われて体が正常化したりだとか、ということは考えられますが、断食は細胞に栄養を入れないことで活を入れる方法です。

 

そのため、体調が悪いときに行うとさらに悪化する可能性すら考えられます。

 

また、風邪の時に断食をすることで先ほどお伝えしたタンパク質やビタミンなどのミネラルなどの栄養が入っていかず、免疫力の回復が遅れるなどが考えられます。

 

さらに、必要なエネルギーを作り出すには「糖質」が必要です。つまり「カロリーです。」

 

最初は肝臓に蓄えられた糖質を消費してエネルギーとしますが、肝臓に蓄えられた糖質がなくなると、次は「筋肉」を削っていきます。

 

筋トレをしていれば、傷ついた筋肉にタンパク質が送られ修復されつつ削られにくい状態になるので、良いのですが、風邪の時には筋トレなどはつらくてできないと思いますので、筋肉が削られていきます。

 

筋肉が削られると当然ながら「基礎代謝」が落ちます。

 

基礎代謝はダイエットにも関係ありますが、「体温」にも関係しています。

 

基礎体温が下がると免疫力が下がって余計に風邪をひきやすくなるのはよくわかりますよね。

 

風邪の期間中でがくんと基礎代謝が落ちるとは考えづらいですが、これらの原理から過度に食事を断食してカロリーを落としすぎることで、さらに風邪をひきやすい体になってくる可能性すらあります。

 

もちろん、食べ過ぎはいけませんが、風邪の引き立て、治りかけの時には栄養を取って風邪を回復に向かわせられるように食事をとったほうが良いと私は考えます。

 

実際に試されて効果があったという方を批判するわけではありませんが、体の働きを考えると、風邪をひく前の断食は効果はあるかもしれませんが、風邪をひいてからの断食はさらに悪化させてしまう可能性があるのではないでしょうか。。。

 

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まとめ

いかがでしたでしょか。

 

風邪の時の断食といっても人の体調や体形、生活習慣によってかなり差が出てくると思います。

 

基本的にはしっかり栄養は取り、過度な栄養は摂り過ぎずに風邪に対処していけばいいと考えます。

 

風邪は、安静、栄養、水分補給に尽きると思っていますのでご参考になればと思います。

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