ゆで卵が電子レンジで爆発する原理は?圧力鍋やフライでは爆発する?

卵は栄養豊富で茹でても、煮ても、炒めても、もちろん生でも食べられるので、身近な食材ですね。

 

特にゆで卵はそのままでもトッピングにしたりと大活躍です。

 

ゆで卵を作るのに、簡単に電子レンジではつくられないのでしょうか?

 

爆発するとよく聞きますが、安全に作ったり、温めなおす方法をお伝えしますね。

目次
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ゆで卵が電子レンジで爆発する原理は?

どうして電子レンジを使うと爆発するのでしょうか?

 

電子レンジの原理に秘密があります。

 

電子レンジはマイクロ波が食品の内部の水分子に働きかけ、振動させることによって発熱させて食品を温めます。

 

卵をレンジで温めると、卵の内部、特に黄身の水分が温まります。

 

白身や薄膜、殻で覆われているので、水分の逃げ場がなくなり高圧になります。

 

黄身が白身や殻を突き破り、爆発する、このことが、爆発が起こる理由です。

 

レンジの中で爆発することもありますが、場合によっては取り出す時や黄身を食べようとした時に爆発することもあるんです。

 

また膜に覆われて高圧になる理由から、卵だけではなくイカやタコなどの甲殻類やソーセージなども破裂します。

 

でも、殻を剥いたゆで卵を食べる時に温めたいときがありますよね。

 

その時はゆで卵を半分に切ってから温めると大丈夫です。

 

どうしても丸のまま食べたいなら、竹串などで中央の黄身を貫通するように穴を開けましょう。

 

水蒸気の逃げ道を作ってあげると爆発をしません。

 

ゆで卵を作る場合は、生卵をぴったりアルミホイルで密着させて包んでから電子レンジで使える容器に水を張って沈めましょう。

 

この時のポイントはすっぽりと全体が水の中に入ることです。

 

そうしてふんわりラップを乗せて500Wで5分くらいレンジでチンします。

 

アルミホイルの金属をレンジにかけて大丈夫?と思いますが、水の中にキチンと入っていると水を沸騰させるので、大丈夫です。

 

間違って直接入れないようにしましょう。

 

少し時間を置いてから殻を剥くとゆで卵の出来上がりです。

 

100均にはゆで卵を作るグッズも売っています。

 

水を張った容器に直接生卵を入れてレンジにかけるとできます。

 

1回に3個くらいはできるのでグッズを使うのもいいでしょう。

 

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圧力鍋でゆで卵を作ると爆発する?

おでんや煮込み料理などでたくさんのゆで卵をいっぺんに作りたいときはどうすればよいでしょうか?

 

実は圧力鍋を使うと時短でたくさんのゆで卵を作ることができます。

 

なべの中で圧力が高くなるので、破裂しないの?と思いますが、レンジと違い中からの圧力ではないので大丈夫なんですよ。

 

作り方は圧力鍋に少量の水(深さ1~2cm程度)と必要な数の生卵(但し重ねないではいる個数)をいれ、ふたを閉め強火にかけます。

 

ピンがゆれだしたら弱火にして加圧2分で火を止めて放置します。

 

圧力が下がってから待ち時間0分で半熟、3分で普通、5分で固ゆで卵ができます。

 

短い時間でできるので、目を離さないように注意が必要です。

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ゆで卵をフライにすると爆発する?

とろとろ卵のフライ、おいしそうですね。

 

卵の周りをハンバーグだねで包んだスコッチエッグもありますね。

 

ゆで卵を揚げると、爆発しないのでしょうか?

 

大丈夫なんです。

 

ゆで卵をしっかり冷やしてからまんべんなく小麦粉をつけます。

 

爆発防止に爪楊枝を黄身に届くように刺して油の中に入れて1分くらいで引き上げます。

 

小麦粉をつけて水分が外に逃げないようコーティングすることと短時間で揚げることがポイントです。

 

スコッチエッグはハンバーグだねで卵を包んでから、小麦粉、卵液、パン粉をまんべんなくつけてハンバーグにしっかり火が通るように揚げましょう。

 

ウズラの卵のように小さいものは2,3個串にさして小麦粉をつけて揚げるのが、爆発防止になります。

 

まとめ

ゆで卵を作る時や温めなおすとき、コツさえつかむと電子レンジや圧力鍋で作ることができます。

 

簡単につくってみましょうね。

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