節分といえば豆まきや恵方巻きを思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、忘れてはいけないのが節分の飾りです。
そもそも節分の飾りってどんなものなの?から、
どこに、どうやって飾る?お金かかるものなの?という疑問までお答えしていきます!
節分の飾りを手作りで作るには?
節分の飾りと聞いて、もしかしたら、
豆まきの鬼のお面を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
実は、節分の飾りとは、厄除けイワシや柊鰯などと呼ばれているものです。
名前の通り、厄除けのために使われ、柊と鰯を用意できれば手作りできます。
柊ってどんなのだったっけ?すぐ買えるものなのかな?
と心配される方もいるかもしれませんね。
安心してください、イワシはもちろんのこと、
節分が近づけば柊もスーパーに行けば手軽に手に入るようになります。
イワシは飾りで使うのは頭だけなので、身体の部分は普通に食べて問題ありません。
端的に作り方を説明すれば、柊に鰯の頭をさしておくだけです。
たったこれだけと思うと思いますが、
実は「鰯の頭も信心から」という諺はこれが由来です。
たったこれだけのことでも、信じる人にとっては
神や仏のように、敬う対象となりうるものです。
節分の飾りは玄関のどこに?
作ったら飾ることになりますが、
どこかというと玄関の門口、要はドアの隣です。
何故その場所なのかというと、鬼が入ってこないようにするためです。
因みに、イワシを焼いた時の煙も
厄を払うことに一役買ってくれるそうなので、
そういった意味でも、節分の日に鰯を焼くことをお勧めします。
折角飾ったのに途中で取れていた!
なんてことにならないようにしっかりくっつけておきましょう。
柊とひもをしっかりくっつけて
その紐を玄関の門口にするといいかもしれません。
昔ながらの家やお店では、柊鰯を飾っているところもあるので、
百聞は一見に如かずで、実際に見て参考にしてみるのもよいでしょう。
節分の飾りを出す期間は?
地域によって様々ですが、
節分の日に飾りを出し次の日には外してしまうのが一般的なようです。
出す日に関してはこれといった決まりはないようなので、
忘れないうちに早めに出しておくのが良いかもしれませんね。
外す日に関しては、地域によって異なっていて、
遅いところだと2月末まで飾ることもあるそうです。
なので、気になる方は昔から地元の習慣を知る人に聞くとよいと思います。
因みに処分の方法は、神社でお焚き上げをしたり、
半紙に包み、塩で清めて捨てたりなど、厄を払うために使ったものなので、
丁重に扱いましょう。重要なのは処分する方法よりも気持ちです。
今年一年に降りかかろうとしていた厄を払ってくれた
感謝の念を込めて処分するとよいと思います。
勿体ないからと言って、来年まで取っておくことはしないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?節分の飾りというと、
私自身も鬼のお面や折り紙で作った福の神を真っ先に思い浮かべていました。
勿論折り紙で作った柊鰯もありますが、
どうせなら本物を作ってみると、より昔からの伝統や習慣を感じることが出来ると思います。
見た目からして、なんか、鬼とか厄とか怖いものを遠ざけてくれそうですしね。
正直に言って子どもさえも遠ざけてしまいそうな見た目をしている柊鰯ですが、
伝統を継承するという意味ではぜひ子どもたちにも知ってもらいたいですよね。
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