恵方巻きを今年は手作りでと考えているものの、具材についてお悩みの方は多いのではないでしょうか。
今回は知ってそうで意外と知らない恵方巻きの具材の意味や由来を紹介していきます。
恵方巻きの具材は何を使う?
ちゃんとした伝統があるのかと思いきや、実は恵方巻きの具は何でもありです。
スーパーやコンビニで宣伝しているチラシを参考にする色んな種類があることが分かりますよね。
実際に具材を選ぶ際のポイントは彩りを意識することです。
キュウリは緑、赤は桜でんぶ、黄色はたまご……のように、いろんな色を使うと見た目にもいいと思います。
シンプルなものであれば、キュウリや桜でんぶ、たまごのほかに、かんぴょうやアナゴ、しいたけ煮、漬物がオススメですが、
子ども受けするものを考えると、シーチキンやコーン、カニカマなどを入れるのもありです。
今年の恵方巻きは贅沢に!と考えているのであれば、お刺身を何種類か使って作るのも彩りを取り入れやすく、ぜひ候補に入れてほしいところです。
恵方巻きの具材に用いられるものはたいていスーパーにおいてあるので、実際に見て決めるのもアリだと思います。
恵方巻きの具材に意味はあるの?
それぞれの具材そのものには特に意味がないので、具材は自由となっている面もあるようです。
ただ、オーソドックスな恵方巻きと考えたときに、生ものが具材に入ってこない理由としては、
昔は冷蔵庫がなく、刺身などの生モノの保存が効かないことから、恵方巻きの具として取り入れられなかったことが考えられます。
元々は板海苔が作られるようになった江戸時代から続く文化で、
大正時代にはなんと、具材が漬物中心ということもあったそうです。
途中途切れることもありましたが、企業の戦略が功を奏し、今や全国に恵方巻きの文化が広まっています。
なので、具材というのはある意味では、その時代を反映しているものといえるのではないでしょうか。
恵方巻きの具材の由来は何?
最近の市販されているものは具材の数も様々な種類がありますが、一般的には七福神の7から具材は七つとされているそうです。
恵方巻きというのは七福神の福を巻き込むという意味でもあるそうです。
先ほど紹介した大正時代の話を考えると、7種類の漬物って選ぶのが大変そうだと思えてきますが、漬物好きの人であれば、試してみるのもアリかもしれませんね。
実は、七つの具材を鬼に見立てて鬼を退治するといわれることもあるそうです。
こうして考えると、ちょっと欲張りかもしれませんが、鬼を退治しつつ、福を巻き込むという一石二鳥な考え方もできそうですね。
まとめ
今年一年の厄を払って福を呼び込む節分に欠かせない恵方巻きの具材そのものには実は特に決まりがなかったということが分かりました。
ただ、七福神のことを考えると具材は7種類にしておくといいかもしれません。
それに、数を決めておけば、実際に具材を選ぶときにも限りなく候補が増えることなく決めやすくなるはずです。
手作りだと太さや長さも調節しやすいところが便利で私自身も恵方巻きは毎年手作りで自由に楽しんで家族と一緒に作っています。
ある程度具材や調味料をそろえてみんなでそれぞれ好きなものを七つ入れていくと、思わぬ組合せが出来て面白いものです。
家族の幸せを願って作って食べるものなので、それぞれの家庭に合わせた恵方巻きを作ってみてはいかがでしょうか。
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