毛筆で書くことがほとんどなくなった現代でも
ご祝儀袋や名簿への記帳など、筆ペンを使う機会が
ありますよね。
サインペンなどを使う場合もありますが
そこはやはり筆ペンで書いた方が
格が高く見えてよいものです。
ただ、不慣れだと、どうも美しく書けないと
嘆く人がほとんどです。
そこで今回は筆ペンで上手に文字を書くには
どうしたらいいのかなどをまとめてみました。
筆ペンで上手に書く方法は?
筆ペンで上手く書く方法は何なのかを知るためには、
まずなぜ筆ペンが難しいのかを知りましょう!
筆ペンは、手で持つ場所にインクが溜まっていて
指の圧力を加減することでインクが出るようになっている
ものがほとんどです。
指の圧力でインクのボタ漏れが起こったり
ボタ漏れを気にするあまり
字をきれいにかくどころでなくなるのです。
ただ、最近では手で調節しなくてもよいものも
出てきていますので、どうしても上手に書けないという人は
そちらを使うといいですよ。
上手に書くためには、できるだけ自分に合った
書きやすい筆ペンを使うことです。
筆ペンには毛筆タイプと硬筆タイプがあります。
毛筆タイプの筆ペンは、穂先が軟らかく
本当の筆のように見えるものです。
硬筆タイプの筆ペンは、どちらかというと
サインペンに近いものです。
それぞれに特徴がありますが、毛筆タイプは
筆に慣れていない人にとっては難しいと感じるものですが
芸術的な文字が書けるので、上手く書ければ
見栄えがします。
一方硬筆タイプの筆ペンは、サインペンに近いだけあって
書きやすいです。
ただし、書かれた文字もサインペンで書いたときに
近いものになります。
毛筆に慣れている人にとっては、かえって書きづらいという
場合もあります。
筆ペンの持ち方はどうすればいい?
筆ペンを使って上手に文字を書くには
まずは、持ち方を学びましょう。
筆ペンの正しい持ち方は、正しくお箸を持った形
から入ると簡単ですよ。
お箸を持って、下側のお箸を1本抜いて、
残ったほうのお箸に添えられている指の形が
筆ペンの持ち方なのです。
人差し指は筆ペンに沿わせ、親指は人差し指より上に
ゆったりさせ、手のひらにゆったりとした空間を作ることです。
筆ペンの書き方のコツは?
筆ペンを使って書くコツは
筆を立てて書くのが基本です。
筆を寝かせて書いてしまうと、線が太くなってしまいます。
筆で書く文字の美しさは、線の細い所と太い所の
メリハリに依るところが大きいのです。
筆を寝かせて書いてしまうと、筆ペンの文字の
美しさを出すことができませんよ。
強弱、太い細いというメリハリのある字の書き方の
動画をご紹介します。
とめ、はね、はらいをしっかり意識して書いていますね。
ボールペンや鉛筆で書くときのように
ただなんとなく書きはじめて、ただなんとなく
書き終わるという書き方にしてしまうと
美しい文字は書けませんよ。
「様」など具体的な文字の書き方の
レクチャー動画を見て練習してみましょう!
まとめ
筆ペンでの書き方は、ボールペンや鉛筆とは
ペンの持ち方からまったく違います。
筆ペンで上手く書けないという人は、
持ち方が間違っている場合が多いものです。
今回ご紹介している動画を見てぜひ
練習してみてください。
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