非常食が賞味期限切れ時の処分方法は?乾パンやビスケットの期限は?

 

東日本大震災や阪神・淡路大震災など日本は地震が多い国ですよね。南海トラフの心配もありますし、災害はいつ起こるか分かりません。

いざ災害が起きた時にそなえて非常食を準備している家庭や企業も多いと思います。

しかし、気になるのが賞味期限です。

 

準備した非常食の賞味期限は把握していますか?もしかしたらすでに賞味期限が切れてしまっているものもあるかもしれませんので確認しておいたほうが良いかもしれません。

 

そしてもし、賞味期限が切れていたり、賞味期限が近くなっていた場合の処分はどうすれば良いのでしょう?

 

また、乾パンやビスケットなどの賞味期限ってどのくらいなのでしょう?

 

これらの疑問についてもまとめてみましたので参考にしてみてください。

目次
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非常食が賞味期限切れした時の処分方法は?

賞味期限が切れたからといってすぐに食べられないわけではありません。

食品には賞味期限と消費期限というものがあります。

 

賞味期限は美味しく食べられる期限で、消費期限はそれをすぎると食べないほうが良いというものですね。

なので少しくらいなら賞味期限が切れていても食べられますので、一口食べてみて問題がなければ食べてしまうのもありだと思います。ただしその際は自己責任でお願いします。

 

実際に賞味期限切れのものでも食べられたりはするものですよね。余談ですが私は調味料などがかなり賞味期限が切れているものなども普通に使ってしまいます。。。

 

賞味期限や消費期限が過ぎて、食べられなくなったものの処分方法としては、廃棄処分する他はないようです。

 

ご家庭なら中身を出して生ゴミとして処分しましょう。

企業の場合なら大量に備蓄してある場合は産業廃棄物として処理しなくてはなりません。

 

企業向けとしては備蓄品を引き取ってくれるリサイクル業者というものもあります。

処分したい備蓄品の引取と新しいものの導入まで一括してやってくれる業者もあります。

 

でも、食べ物を捨てるのってやっぱりもったいないですよね。出来れば処分せずに消費したいものです。

ご家庭の場合でしたらこまめに非常食の入れ替えをするのがベストだと思います。

 

1度にたくさん買うのではなく定期的に買い換えるのです。

例えば2~3ヶ月ごとに1回非常食を食べる日を決めます。

そして、食べて無くなった分新しいものを補給するという方法です。

 

この方法は非常食が無駄にならないだけでなく、普段から食べ慣れておくことができるのも良い点です。

いざ災害で非常食を食べることになったという時に、食べ慣れないものを食べてお腹を壊してしまうなんて言うこともあるかもしれません。

 

企業の場合には賞味期限が近くなったものは社員に配って食べてもらう方法もあります。

この時に防災訓練も同時に行えばより有効となります。

 

実際に私のいる会社でも賞味期限切れが近くなってきた非常食を社員に配って食べてもらってますよ。乾パンとかお水とかはそうやってこまめに入れ替えていくと良いですね。

 

もう一つの方法は『フードバンク』に寄付をするという方法です。まだ十分に食べられるものなのに何かしらの理由で廃棄しなくてはならなくなった食べ物を支援を必要としている団体に寄付する活動です。

 

基本的に原則として賞味期限1ヶ月前以上のものが対象となりますが、1ヶ月以内の物でも場合によっては引き取ってもらえることもあるので、寄付する際に確認してみると良いでしょう。

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非常食の賞味期限 乾パンはどれくらい?

非常食の定番といえば乾パンですよね。乾パンは食感は硬いですがパンと同じようにイースト菌を使って作られています。

噛めば噛むほど甘みが出てきます。水分が少ないので長持ちするのが特徴です。

 

では乾パンはどれくらいもつのでしょうか?

一般的に缶入りの物は5年程度で袋入りのものは1年程度が賞味期限となっています。

ですが、賞味期限が数ヶ月くらい過ぎても食べられることもあります。

 

開けてみてカビが生えていたり、酸っぱい匂いや腐った匂いがしなければ食べられる可能性があります。

 

少し湿気ている程度なら大丈夫でしょう。

念の為お腹が弱い方は食べるのを控えたほうが良いと思います。

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非常食の賞味期限でビスケットはどれくらい?

ビスケットやクッキーも非常食にできますが、ビスケットやクッキーの賞味期限ってどのくらいなのでしょう?

市販のものだと30日~1年程度だと考えてください。

 

ビスケットやクッキーは水分の含有量によって賞味期限が決められます。

なので、商品によってもばらつきがあるので、購入の際にはしっかりと確かめておく必要があります。

 

ビスケットとクッキーも乾パン同様に少しくらい賞味期限が切れていても食べられます。

カビが生えていたり、変な匂いがしたり、変な味がした場合は処分しましょう。

 

少し湿気ているくらいなら食べても大丈夫ですが、お腹が弱い人はやめておきましょう。

手作りクッキーの場合は保存は長く持たないので非常食向きではありません。3日程度で食べてください。

まとめ

災害はいつ起きるか分かりませんので、非常食は各家庭、企業ごとに準備をしておいたほうが良いですね。

同時に食品が無駄とならないように対策をすることも大切です。

乾パンやビスケット以外の非常食についても必ず購入した時に賞味期限は確認してください。

出来れば何かにメモをして見えるところに置いておくと良いでしょう。

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