夏休みの課題の読書感想文が悩みの種だという学生さんはけっこういますよね。
文章を書くことに苦手意識を持っている人、文章を書くことは苦手ではないけれど読書感想文となるとわからないことがあるという人がいます。
たとえば題名のつけ方や書き方です。
今回は読書感想文の題名の書き方について長い題名はダメなのか、二行にわたって書いてもいいのかそして題名のかぎカッコの使いかたなどについてまとめてみました。
読書感想文の題名は二行で長くなっても大丈夫?
読書感想文の題名は、簡潔にするのが基本です。
短い題名のほうが結局はいいたいことが伝わりやすいことが多いものです。
ただ、それは絶対ということではありません。
ときには長い題名になってしまうこともありますね。
題名の書き方としては、原稿用紙の一番右に題名を書きますが、上の2マスか3マスを空けて題名を書き出します。
長い題名だと二行にしないと書けないですよね。
書けないのですから二行にわたっても大丈夫です。
ただし、その場合は二行目も一行目と同様に上の2マスか3マスを空けましょう。
見栄えをよくするために、二行目は一行目よりもう1マス多く空けてもいいですね。
つまり、一行目と二行目では段差ができるということです。
題名が長いのではなく、内容が長い本などの読書感想文は、題名にプラスして副題をつけることもあります。
その場合は二行に分けて書きます。
読書感想文の題名を枠外に書く?指定があったときは?
読書感想文は書き方に指定がある場合があります。
特に題名に関しては、枠外にくようにという指定が入ることがあります。
自分の名前を書く場所の指定がある場合もありますね。
指定がある場合は、もちろんそれに従いましょう。
学校の課題や宿題の読書感想文ではなくたとえば新聞社や懸賞への応募の読書感想文の場合、題名を書く正式な場所は枠外です。
何百文字という文字数が決まっている場合は枠内に題名や名前を書いてしまうと枠が足りなくなりますね。
もちろん、その場合は原稿用紙を増やせばいいだけなのですが、基本は枠外と覚えておきましょう。
でも、学校の読書感想文は枠内に書く人が多いようです。
学校へ提出した読書感想文が、市や県、出版社など外部へと出品されるような可能性がある場合は題名を枠内に書いていると、書き直した方がいいということが起こります。
そういう可能性は絶対ないと思うのなら枠内でも大丈夫ですよ。
題名を枠内に書く場合は、名前は題名の次の行で、題名より下部に書くのが普通です。
名前の上に学校名や学年、クラスを書くこともありますね。
名前だけでいいのかどうかは事前に確認しておいたほうがいいですよ。
そして、名前の最後の文字の下に1マス空くようにかきましょう。
読書感想文の題名でかぎかっこを使ってもいい?
文章を書くなかで、正しいかぎかっこの使い方を知らない人が多いようですね。
かぎかっこというと、通常は話し言葉を書くときに使います。
でも、話し言葉を書く以外でもかぎかっこを使う場合があります。
たとえば、強調したい箇所や、作品名などです。
また、どこかから引用してきた内容を書くときもかぎかっこを使います。
読書感想文の題名にも、上記の要素がある場合はかぎかっこを使えます。
たとえば、
「未来は未知数だ!」そう教えてくれたものなどです。
題名に本の名前や作者を入れる場合
たとえば、
「檸檬」が与えてくれたものなどです。
題名だからかぎかっこを付けるというのでも装飾としてかぎかっこをつけるというのではないということです。
まとめ
読書感想文の題名は、簡潔に書いた方がいいとはいわれますが
長めの題名になることもありますね。
その場合は二行に分けてかくことも可です。
そして、本の名前や強調したいこと、話し言葉を題名に入れる場合はかぎかっこをつけましょう。
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