お彼岸に赤飯を仏壇にお供えする由来やお盆との違いは?


今年のお彼岸は、秋分の日の前後3日を含めた9月20日から26日までです。

毎年秋分の日などが入るシルバーウィークに合わせて、お墓参りをする方も多いのではないでしょうか?

 

今年は三連休だけなので、帰省する場合はハードスケジュールになりそうですね。

ちなみに筆者は、お彼岸どころかお盆も全くしない家庭で育ったので、詳しいことはよくわかっていないです。

 

秋のお彼岸のお供え物は、おはぎが定番だそうですね。しかし、現代では赤飯をお供えする方も多いそうです。

 

赤飯は祝い事のイメージですが、お彼岸にも使っていいのか個人的にも気になりました。

 

今回は、お彼岸にお供えする赤飯について調べたので、ご紹介します。

目次
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お彼岸に赤飯を作る由来は?

お彼岸と聞くと、おはぎやぼたもちを連想する方が多いと思いますが、赤飯でおはぎやぼたもちを作ったり、赤飯をお供えする所も多いそうです。

 

筆者自身も赤飯は祝い事のイメージが強いのですが、実はお彼岸で赤飯を炊く理由はよくわかっていないのです。

 

諸説ありますが、赤色が邪気を祓う効果があり、その効果を期待したため赤飯を使用したという説など様々あります。

 

また、昔はお彼岸やお盆などの凶事に赤飯を食べていたものが、何らかの理由で(あまりよく分かっていませんが)お祝い事の吉事に食べるように変わっていったという説もあるそうです。

 

由来ははっきりしていない上、地域差もありますが、現代ではお彼岸で赤飯をお供えする風習があるのは確かだと言えるでしょう。

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お彼岸に赤飯を仏壇にお供えするときのポイント

お米をお供えする場合は白米が主流のようですが、赤飯をお供えする場合のポイントはあるのでしょうか?

 

赤飯をお供えするときは、お椀に盛る場合も、買ってきた赤飯をお供えする場合も、蓋は取りましょう。

 

蓋をしていたら、せっかく赤飯をお供えしてるのに亡くなった人が食べられませんからね。

 

あとは、お供え膳のように赤飯を食事一式を用意している場合は、お供えする向きに注意しましょう。

 

仏壇側から見て、食べやすい向きに赤飯を置くようにしてください。

 

まずは自分が見たときの配置でセットし、おぼんごと反対向きにしてお供えすると良いでしょう。

 

こうしてポイントを見ると、赤飯を仏壇へお供えするときに白米をお供えするときとあまりかわらないみたいですね。深く考えすぎなくても良さそうです。

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お盆の仏壇へのお供え物としての赤飯との違いってある?

まず、お彼岸とお盆のそもそもの違いをご説明します。

 

お彼岸もお盆も、現代の日本においてはどちらも先祖供養をする日となっています。

 

しかしお彼岸は、お盆とは違って「一年の中でこの世のあの世が最も近くなる日」として認識されています。

 

お彼岸では私達が先祖の元に出向いて(実際にあの世へ出向くわけではありませんが)供養をするのに対し、お盆では逆に、先祖が自ら私達のところまでやってきてくれるのをお迎えし、供養し、そして再び送り出す、という違いがあります。

 

このように、お彼岸とお盆の意味に違いはありますが、お供えの方法自体はとくに変わらないようです。

 

同じように赤飯を作ってお供えしても、問題ないでしょう。

まとめ

お彼岸にお供えする赤飯についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

 

祝い事だけでなく、お彼岸やお盆でも赤飯を炊いても良いみたいですね。

 

由来ははっきりしませんでしたが、現代ではお彼岸で赤飯をお供えする風習があるのは確かです。

 

お供えするときのポイントも、白米をお供えするときとあまり変わらないのでいいですね。

 

赤飯と聞くとハードルが高く聞こえますが、思っていたよりも気楽にできそうです。

 

また、お盆とは意味が違っても、お供えの方法はとくに変わらないので、この際赤飯の炊き方を覚えてしまってもいいかもしれませんね。

 

赤飯の炊き方を覚えておけば、お彼岸やお盆だけではなく、お祝い事の時にも役立つと思います。

 

現代では故人の好物をお供えすることが主流のようですが、今年のお彼岸は赤飯をお供えしてみてはいかがでしょうか。

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