年末が近づいてくると、年賀状作成のことを考えなくてはいけませんね。
新入社員や、転職したばかりの方は特に、職場の上司への年賀状を、
どうしたらいいのか迷いますよね。
そこで今回は、上司への年賀状は送るべきなのか、送らなくていいのか、
送るのであれば、どこまで役職を広げるのかなどについてお話しします。
年賀状を上司へ送る時のメリット・デメリット
上司への年賀状を送る場合のメリットをいくつかあげてみます。
まず、「けじめのあるヤツだな」と思われる可能性があることですね。
きれいな文字や、シャレたデザインの年賀状を送ることで、あなたの人となり
をアピールできます。
そして、年賀状では個人的なことを、お知らせすることもできます。
仕事のときには、なかなか個人的なこと、
たとえば「子どもが小学生になりました」、「引越ししました」など
詳しく話せなくても近況をお知らせすることができるのです。
そのことで、普段は仕事の話しかしなかった上司に親近感を持って
もらえる可能性があります。
年が明けてから、年賀状がきっかけで、
上司との会話で、話しが広がりやすくなるものです。
送る場合のデメリットも、もちろんあります。
なんといってもコストがかかります。
1枚52円くらい、と思っても50枚なら2600円です。
筆ペンやサインペンを購入しなければいけない、ということもあります。
パソコンで作成する場合も、プリンタのインク代もかかります。
お金のことだけでなく、年末忙しいときに、
あいさつ文やデザインを考えなければいけません。
時間と手間というコストもかかります。
もうひとつのデメリットです。
筆まめでない、面倒くさがりの上司だとすると、
年賀状をもらった以上は、返事を書かないわけにはいけない、
ということで、うっとうしく思われる可能性もあります。
ドライな感覚の上司なら、そういったことも考えられます。
実は上司が喪中で、年賀状を送れない、という状況かもしれません。
近況をよく知らない上司へ送る場合は、周囲の人に聞いてから
送った方がいいですね。
年賀状を上司へ送らないときのメリット・デメリット
次は、年賀状を上司へ送らない、という観点から
メリットとデメリットを見てみました。
まず、年賀状を送らないメリットといえば、1章でお話ししたように
コストがかからない、ということです。
お金も時間も、労力もかからないですね。
デメリットといえば、もし、上司が形式的なことや礼儀を重んじるタイプの人、
そして、年賀状は送って当たり前という考えの上司の場合は
「年賀状を出さないタイプの人間だな」と、思われるかもしれない、
ということでしょうか。
ただ、年賀状を出さないからといって、印象が変わってしまうということは
ないと思いますよ。
それまで、上司から見て、あなたの印象が好かったのに、
年賀状を出さないことだけで、印象が悪くなるようなことは
ほとんどない、と思っていいですよ。
年賀状を出すことで、好く思われたい、という姑息な考えは
持たない方がいいのです。
そういった姑息な考えは、なんとなく上司も感じとります。
好印象を得るためには、まず仕事でがんばるようにしましょう!
そして、マメな上司は、上司の方から部下に年賀状を送ってくる人もいます。
その場合は、必ずお返事を書きましょう。
こちらが喪中であれば、「喪中のため、年賀状が送れず、申し訳ありません、
本年もどうぞよろしくお願いいたします」などと書いて
送りましょう。
事前に出すための「喪中はがき」に手書きで一筆添えて送るのもいいですね。
年賀状を上司へ送るならどこまで役職を広げる?
さて、上司へ年賀状を送る場合は、どこまでの役職の上司へ
送ればいいのか、悩みますよね。
会社によって、上司と部下の間の仕事の関わり合いは違います。
そのため、一概に言えないのですが、基本的には仕事でやり取りがある
上司へ送るのがいいですね。
役員と一緒に、出かける機会がある営業職の人もいるでしょうし、
小さな会社であれば、社長も社員と一緒に現場で仕事をすることがあるものです。
送る、送らないは、役職で分けるより、仕事での関わりがあるかです。
大きな会社の場合も同じです。
そして、上司への年賀状をどうしようかと、迷う場合は
まずは、周りの人に、どうしているのか聞いて合わせるのがいいですよ。
周りの人に合わせるということを決めた上で、
たとえ周りの人が送っていない上司でも、自分はどうしても送りたい、
という場合は送ればいいのです。
周りの人が送っているのであれば、上司の住所も、その人たちに聞くことも
できますよ。
まとめ
上司への年賀状を送る場合の基本は、役職で決めるより
直接仕事でやり取りがある上司へ送るのがいいですね。
迷った場合は、周囲の人がどうしているか聞いて合わせましょう。
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