車の運転をしていて眠気を感じることはありませんか?
仕事中や家にいるときに眠気を感じてウトウトしても
命には関わらないですが
車の運転中となれば重大事になりかねません。
そこで今回は、車の運転中に眠くなりやすい原因や
運転前にできること、眠気を感じたときの応急処置
などについてまとめてみました。
車の運転での眠気の原因は何?
車を運転しているときに襲われる眠気の原因は
実は睡眠不足だけではありません。
運転していると景色が視界に飛び込んで来て
それが流れるように過ぎ去っていきますよね。
この「流体刺激」が続くと私たちはストレスになって
しまいます。
私たちは、無意識にこのストレスから逃れようとするため
一点を見つめようとするものです。
その対象となるのは、前方を走る車のことが多いようです。
前方の車は自分の車と同じようなスピードで
走っているため、止まっているように見えるので
流系刺激から逃れるためには絶好の対象物です。
ただ、ずっと見つめ続けると
逆に疲労感を覚えるようになり
この疲労が睡魔を呼び込み、長距離運転のときには
疲労が大きくなってしまいます。
また、居眠り運転が多く発生する場所というのがあります。
単調な一本道、通行量の少ない道です。
単調な一本道から急なカーブにさしかかるような
箇所で事故が多発するので注意が必要です。
また、運転操作が単調になったり、緊張感がなくなり
眠気をもよおすのですね。
そして、車の運転中だけではないですが
食後は誰でも多少の眠気は感じてしまうものです。
お腹がいっぱいで、なおかつ暖房の効いた閉め切った車内は
気持ち好くて危険ですね。
食後で単調な道を長時間運転する場合などは
事前対策をきっちりとらなければいけませんよ。
車の運転での眠気の対策は?
車の運転の眠気対策は、まず食事をした後は
眠くなるという認識を持つようにしましょう。
そのうえで、気持ちよすぎる環境にしないことです。
一番有効なのが窓を開けることですね。
冷たい風を顔に当てるといいですよ。
音楽をかけるということも有効です。
ただし、いつも同じ音楽だと刺激にならない
場合があります。
まるでバックグラウンドミュージックのように
なってしまうと、ウトウトを助長することに
なってしまいかねません。
テンポの違う音楽を交互にかけるなど工夫を
してみましょう。
そして、同乗者がいる場合は、ときどき話しかけるように
してあげましょう。
隣で寝てしまうと、運転者も眠くなりやすくなります。
特に長距離運転になる場合は、隣に座った人も
眠らないように注意したいものです。
眠くなったら、休憩をとるように促してあげたい
ものです。
車の運転で眠気の解消法や眠気覚ましのグッズ!
どうしても眠気を感じてしまったときは
無理をせず休憩をとりたいものです。
長距離運転の場合は、安全な場所に車を停めて
15分くらいの仮眠をとるといいですよ。
たった15分で事故を防ぐことができるのです。
仮眠をとる前にコーヒーなどカフェインを摂っておくと
いいですよ。
カフェインは20分後くらいに効きはじめるので
目覚める頃にちょうど作用し始めて、運転中も
カフェイン効果で眠気予防になります。
ただし、カフェインは利尿作用も強いので
渋滞に巻き込まれているようなトイレに行きにくい
状態のときには注意しましょうね。
仮眠をする際にはぜひ気をつけて欲しいことがあります!
仮眠から目覚めてすぐの運転は注意が必要だということです。
実は、事故は目覚めた直後が多いという統計があるそうです。
その理由は、目覚め直後は、起きているつもりでも
脳も体もまだ始動開始状態になっていないということと
体がもう少し寝ていたいという要求をしてくるためです。
仮眠をとるときは、目覚めてから軽く首や足首を回したり
背伸びをしたり、車外に出て屈伸運動などをするなど
もう2分~3分余裕が欲しいですね。
運転するときは、眠気対策グッズとして
目覚まし効果のあるガムやタブレット、ドリンクを
車内に用意しておくといいですよ。
今は眠気対策に役立つグッズがたくさんあります。
こういったものを利用するようにしたいものです。
まとめ
運転中の眠気は自分の人生や人の人生を
狂わせる可能性がある危険なものだという
自覚を持つことが何より大切です。
食後の運転や睡眠不足のときには
とくに注意しましょう。
コーヒーや目覚まし効果のあるガムやタブレット
ドリンクなどを効果的に利用して
長距離の時には無理をせず仮眠も取り入れてみましょう。
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