お子さんが大きくなり、五月人形を飾らなくなり処分に困っている方もいらっしゃるかと思います。
ゴミ収集車にもっていかれるのもあまり気持ちのよいものではありません。
供養したほうがよいのか、どのような処分方法があるのか調べてみました。
五月人形を処分する方法は?
五月人形を処分する方法には
・神社やお寺に持って行って供養してもらう
・粗大ゴミとして捨てる
・ネットオークションやリサイクルショップで売る
・寄付をする
という4つがあります。
五月人形というのは子供の誕生を祝い、その健康と厄災から守ってもらえますようにという願いのためのものです。
わが子の無事を願ってお飾りしていたものを粗大ゴミとして捨ててしまうということに対して、気持ちが何かにひっかかるというのは当然のことだと思います。
感謝の気持ちを持って神社やお寺で供養してもらうというのが、心が楽なのではないかと思います。
ただ、五月人形は粗大ゴミとして捨てることも可能です。(お住まいの市町村のホームページなどでゴミ捨ての規約をしらべてください)。
ちなみに私が住んでいる地区では購入した粗大ゴミ用の袋に入る大きさであれば粗大ゴミの日に捨てることが可能で、その袋に入らない大きさのものであれば有料になります。
また、ネットオークションやリサイクルショップに売るという方法もありますが、縁起ものなのでリサイクルショップなどでは引き取ってもらうだけで値がつかないということもあるようです。
五月人形を処分するのに神社で供養は必要?
供養するかしないかはあくまで処分したいと考えておられる方の気持ち次第です。
ぜったいこうしなければいけないという決まりがあるわけではありません。
ただ、先にも書きましたがお子さんの無事を願ってお飾りしてきたものですので感謝の気持ちをなにかの形にしたほうが気持ちがすっきりするのではないでしょうか?
もし、処分した後に嫌な出来事が起きた場合、あのとき人形をちゃんと供養しなかったからだ、などと思ってしまうくらいなら供養してもらったほうがよいのではと思います。
神社やお寺で供養してもらう方法としては、供養(感謝祭)の模様が公開されているある程度有名なところでの供養がお勧めです。
供養してもらっている様子がわからないと不安かと思います。
ごくまれではありますが、実際は供養せず廃棄しているというところもあるという噂も聞きます。
「 一般社団法人日本人形協会 」で供養を代行しています。
インターネットもしくは電話で申し込むと梱包キットが送られてきますので、それに人形を入れて送り、供養してもらえます。一年中いつでもゆうパックの引き取りに来てもらえ、供養は10月の東京大神宮人形感謝祭でしてもらえます。費用は5,000円です。
こちらのサイトでは各地の人形供養・人形感謝祭の予定表も見ることができるので参考にされたらよいかと思います
お近くの神社やお寺での供養は、インターネットで 「 人形 供養 住んでいる地域名」 で検索すると出て来ます。たとえば大阪なら、人形 供養 大阪と入力してみてください。
料金や持ち込みできる時期、持参しないといけないのか宅配や郵送でも受け付けてくれるのかなど、お近くの神社やお寺に問い合わせをしてみてください。いきなり持って行ってしまい供養してもらえないということでは困ってしまいます。
最後に寄付についてです。行き先は主に途上国の海外になりますが人形をリサイクルやリユースして、喜んでもらう人がいるのなら、寄付ということもいいかもしれません。
こちらもインターネットで 「五月人形 寄付」などと検索してみてください。
まとめ
たいせつなお子さんを守ってくれた人形に感謝を込めて供養、またはリユースやリサイクルで新たな方のお役に立てることをお勧めします
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