初盆(はつぼん)とは、四十九日の忌明け後に初めてのお盆初めて迎えるお盆のことをいいます。
新盆(にいぼん)と呼ばれることもあります。
たとえば7月1日に亡くなった故人の初盆は翌年のお盆に行われることになります。
初盆の法要に出席するときやどうしても出席できないときにお供え物を送る場合どのような物で金額はどれくらいがいいのか迷いますよね。
親族だけでなく親しい友人の場合では品物が違うのかまた品物が決まっても、どれくらい前に送るのか、または、法要の後で送るのかなど気になるところです。
そこで今回は、初盆のお供え物に関して選ぶポイントや金額、送るじきなどについてまとめてみました。
初盆のお供え物は何がいい?
初盆のお供え物の定番は菓子類や果物、そしてお花になります。
この三つが定番中の定番ですがお線香も多いようです。
ただしこちらではお線香はおすすめしません。
お線香は、いくらでも調達できるものですしかぶってしまうと余ってしまって「こんなにお線香ばかりあっても・・・」ということになりかねませんよ。
その点、たとえかぶっても菓子類は法要後に分けて来て下さった方々に持って帰ってもらえるので適しています。
品物の種類としては日持ちがするものがいいですね。
カステラなどより、もなかやおせんべい、サブレなどのほうが向いているでしょう。
ただ、どうしても日持ちがして涼しげだということでゼリーなどを選ぶ人が多いかもしれません。
果物を籠などに盛って送ることも多いですね。
果物も日持ちがするもの、デリケートで、少しの衝撃で傷んでしまうものは向いていません。
持参するのであればいいですが送る場合は、モモやイチゴなどはダメですね。
果物屋さんではお供え物用の果物の盛り合わせを置いているところがありますので、予算に合わせて選んでみましょう。
日持ちがするものということでコーヒーや紅茶などの詰め合わせを送る人もいるようですが、失礼というほどではないにしてもお中元ぽくなってしまうので避けた方がいいですね。
お花はどんな場合でも喜ばれますね。
フラワーアレンジメントだと花器の気遣いをしていただかなくてもいいですよ。
お葬式などのときのお花といえば菊の花というイメージがありますが初盆のお供えのお花は菊でなければいけないということはありません。
ただ、とげのあるバラの花ばかりのものは向いていないですね。
カスミソウなどを配して少し儚げなアレンジメントをしてもらったほうがいいですよ。
初盆のお供え物はいつの時期に送る?
初盆のお供え物を何にするのか決まったら送る時期も考えなければいけません。
お盆期間は通常は8月13日から16日の4日間となっていますが7月13日から16日と一ヶ月早い地域もありますので日程確認を怠らないようにしましょうね。
自分が法要に行くのであれば間違わないでしょうがお供え物を送るだけの場合は間違えると大変ですよ。
持参するのではなく、郵送や宅急便で送る場合は最低、法要が行われる日の前日までには届くようにしましょう。
初盆のお供え物の金額はどれくらい?
初盆のお供え物の金額はとくにきまりはないとはいえあまり高額な物では送られたほうが恐縮して気をつかってしまいます。
友人では3000円くらい、親族でも5000円くらいが相場になっています。
親族間の結びつきが強いとか特にお世話になったという場合は一万円くらいの予算を立てる場合もあるようです。
品物ではなく、お金を包む場合もありますがその場合は、送るのではなく直接持って行くほうがいいですね。
まとめ
初盆のお供えの品の定番はお菓子と果物とお花です。
おすすめは日持ちのするお菓子ですね。送るタイミングとしてはお盆の前日までで法要が行われるのであればその前日までには届くようにしましょう。
予算は友人で3000円、親族で5000円。
特に親しくお世話になった親族なら一万円くらいまでする場合もあります。
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