昼寝で吐き気やめまいが起きる原因は?寝る向きや低血圧は関係している?

 

近年の研究で短い時間の睡眠は体の疲れをとるために望ましいということがわかってきました。

 

子どもたちも夏休みになって暑さに負けないためにも適度な昼寝をするとよいですね。

でもときどき起きた時に吐き気がありませんか?

 

めまいが起きる時もあります。

どうしてそのような不調がおこるのでしょうか?

 

目次
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昼寝で吐き気やめまいが起こる原因は?

昼寝をすることで体がリラックスします。そうすると血の巡りがよくなります。

 

血管が広がり神経が刺激されます。

また10分~20分くらいのつもりで昼寝をしていて30分以上寝てしまうことがあります。

30分以上寝ると熟睡してしまいます。

 

熟睡すると脳内はリラックス状態になりますが、中途半端に目覚めてしまうと吐き気やめまい、頭痛の原因になります。

 

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吐き気は寝る向きによって変わる?

昼寝は昼食後するのがほとんどです。

食べてすぐしっかり寝るのは消化しきれていないことが多いです。

 

そのため消化不良となり吐き気が起きることがあります。

消化不良は短時間の睡眠や寝ずに体をよく横にして休むだけならさほど影響はありませんが、思わずしっかり寝てしまった時は注意が必要です。

 

また意外と気づきませんが、寝る姿勢も重要です。

仰向けに寝ると腰や心臓の負担が大きいです。

 

妊婦さんに勧めないのはそのような理由からです。

うつぶせで寝ると胃を圧迫するため吐き気の原因にもなります。

 

では横向きで寝るのはどうでしょうか?

横向きで寝るとメリットがあります。

・気道が舌でふさがれることが少なくなるため、いびきをかきにくくなります。

・腰痛がある人は仰向けより腰に負担がかかりにくく楽に眠れます。

・母親の胎内の中の姿勢に近いため精神的に落ち着く作用があります。

 

同じ横向きでも人間の体は左右対称ではないため、違いがあります。

 右向きで寝るときのメリット

・心臓や肝臓が体の上にくるため心臓の負担が少なくなります。

・消化器系の臓器は左から右と流れるため消化吸収を助ける効果があります。

 

 左向きで寝るときのメリット

・リンパは左側にあるため排出しやすいです。

・大きな血管は右側にあるため血流がよくなります。

 

逆流性食道炎のある人は右向きだと胃酸が逆流しやすいためかえって左向きのほうがよいです。

横向きで寝ることのデメリット

・人間の体は立っている状態が一番楽なため、横向きに寝るとどちらの場合でも片側に偏るため骨盤や背骨のゆがみにつながりやすいことがあります。

・顔などの皮膚にもいつも同じほうを下にすると負担になるため、しわやたるみの原因にもなります。

 

また頭痛が起こる人もいますが、頭痛はリラックスしすぎて血管が広がって起こるものがあります。

その場合は冷やして血管を収縮させるのが効果的です。

 

またコーヒーには血管を収縮させる作用があるので適量飲むのもおすすめです。

同じ姿勢で寝ていて固まってしまって頭痛が起きるのなら、軽い運動をするのもよいでしょう。

 

抱き枕や枕を使って体にかかる負担を少なくすることもできます。

いずれにしてもその時の体調に合わせて寝る方向を決める事は大事です。

 

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昼寝で吐き気やめまいが起きるのは低血圧?

日頃から立ちくらみをしやすい、なんだか体がだるく元気が出ないという人は低血圧なのかも知れません。

低血圧は動脈にかかる圧が低くなり血液の循環が悪くなり起こります。

 

遺伝的な人もいますが、自律神経を乱したり心臓の働きが弱くなることが原因と考えられます。

 

また普段は正常な血圧だけど、立ち上がる・しばらく立っているとめまいが起こる起立性低血圧症というものもあります。

 

これも自律神経の働きが弱まっていて、脳からの指令がうまく伝わらずめまいが起こるものです。

 

対処法としては、食事・運動・睡眠の3つをしっかり行い生活改善をすることです。

まとめ

長い1日、午後からも元気に過ごすためには、適度な昼寝は効果的です。

でも長すぎる昼寝はかえって体の不調になることもあります。

 

長くても20分。

短くても疲れは取れます。

最適な時間の昼寝をとって、午後からもリフレッシュして過ごしましょう。

 

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