鏡餅を飾る家庭も多いかとおもいますが、その鏡餅はご家庭でどのように処分していますか?
カビが生えてたらどうやって捨てるんでしょう。
鏡餅の飾りはどうやって捨てればいい?
そんな疑問にお答えします。
鏡餅の捨て方・処分の方法!
鏡餅を飾っている期間は一般的には2週間程度ですがその間にカビが生えて腐ってしまった…なんてことはありませんか?
昔ではカビが発生している部分だけ切り落としたり削ったりすれば食べられるということを言われていましたが、実際にはカビは目に見えない内部の方にまで菌根があり目に見える部分だけを取り除いても完全にカビを除去することはできないとされています。
なので、カビがあるのを見つけたらそのお餅は菌が繁殖しています。
なので、年神様のお下がりである大変ありがたい鏡餅ではありますがやはり人体に悪影響を及ぼす菌が繁殖している鏡餅は食べてはいけません。
鏡餅に生えるカビは青カビ、赤カビ、黒カビなどが主です。
そのカビの中には毒性が強く感染症を引き起こす可能性があるものや、発がん性のあるカビもあったりするので人体にはとても危険です。
ただ、年神様にお供えした縁起物ですのでゴミ箱にポイっと捨ててしまうような捨て方はいけません。
きちんとした方法で捨てないと罰が当たってしまいます。
では、どのように捨てるか。
1つはどんど焼きに出す方法です。
もう1つは自宅でお清めをして捨てる方法です。
今回はこちらを詳しくお伝えします。
- 半紙・白紙・新聞紙を敷いた上に鏡餅を置きます
- 1年間の幸せを持ってきてくださった年神様に感謝の気持ちを込めて手を合わせます。
- 鏡餅の左→右→真ん中の順に塩を振ってお清めし敷いてある半紙・白紙・新聞紙でそのまま鏡餅をくるんでください。
- 新しいゴミ袋を用意しその中に鏡餅を入れます。
- 最後にもう一度塩を振ってお清めします。
- 間違ってもほかのゴミが入っている袋と同じにしたりその上にほかのゴミを入れてはいけません。
- 再び手を合わせ年神様への感謝の気持ちをあらわした後に袋を閉じて終了です。
これで鏡餅のお清めが完了となるので、あとはゴミの日に普通に出してしまえば大丈夫です。
鏡餅にカビが生えたら処分する?
1章でもお伝えしたとおり、お餅にカビが生えてしまった場合は処分してしまいましょう。
目には見えない菌がたくさん繁殖していますのでとても危険です。
ですが、初期段階でカビに気づき、お餅自体が大きい場合はカビが生えている部分と大きめに切り取って食べる方もいます。
もし、あまりカビに抵抗がないのであれば少しくらいは食べてしまう方もいますね。
大量に食べなければ害はないとの報告もあるようなので、気にならないのであれば食べて1年の健康を願うと良いでしょう。
ではカビが生えないようにするにはどうしたらいいか。
人の手で触ってしまうとどうしても菌がつきやすくなってしまうのでなるべく素手で触らないようにして、手袋などをしましょう。
アルコールなどで消毒をするのも効果的です。
それがなければ焼酎や日本酒でも良いかと思います。
あとは、飾る際にお餅とお餅の間に割り箸を挟んだりして通気性を良くしておくとカビが生えにくくなります。
このような予防策でなるべくカビが生えないように気をつけていきましょう!
鏡餅の飾りの捨て方は?
鏡餅の上に飾っているみかんや橙もできれば食べてしまいましょう。
もし、腐ってしまったりして食べられなくなった場合は鏡餅と同じくどんど焼きに出すか自宅でお清めをして捨てましょう。
飾りであれば1年間とっておいて来年のどんど焼きに出す、という方法もあります。
真空パックに入った鏡餅の、プラスチック容器はどんど焼きでは捨てられないところが多いです。
プラスチックを燃やした際の有害物質を含む排ガスが出てしまう可能性があるからです。
年神様を送り出す行事で有害物質を出してしまっては良くないですし、近隣住民にも迷惑がかかります。
ただプラスチックでも燃やしていいところや地域によっては捨て方が決まっているところもあるのでどんど焼きの主催者や地域の法則に従って出しましょう。
自宅で捨てる場合、気になる方はお清めの塩をふりかけてください。
鏡餅の関連記事
そもそも、鏡餅にカビが生えないようにしなくてはなりませんよね?鏡餅のカビについて書いていますので一度ご覧ください。
鏡餅にカビがあっても食べれる?取り方やカビを食べてしまった時の対処
まとめ
鏡餅は年神様のお下がりで縁起ものなので、できればすべて食べてしまいたいところです。
しかしカビが生えてしまったら処分した方が良いのでその場合は正しい方法で捨てましょう。
なるべくカビが生えないように気をつけてみんなで1年間の健康を祈り食べたいところです。
1年間を気持ちよく過ごすためにもお正月が終わったらその片付けもスマートに終わらせて気持ちの良い1年をスタートさせましょうね。
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