もうすぐお正月を迎え、鏡餅を飾る季節ですね。
さて、飾り終わった鏡餅をみなさんはどう調理していますか?
固いから食べられない…
そんなことはありません!
固くても柔らかくしておいしく食べられる調理方法をお教えします。
固い鏡餅の食べ方!
鏡餅の鏡開きという意味に食べ方の工夫があります。
鏡餅を切って食べやすい大きさにするのは年神様のお供え物であるため適当ではありません。
なので、どうすればいいかと言うと割ります。
鏡開きの開きという意味は割る、ということからきています。
木槌や金槌で叩いていき、食べやすい大きさまで小さくしていきます。
もし、叩いてみて綺麗に割れない場合は餅自体が乾燥していない可能性があります。
餅が乾燥していないと叩いても綺麗に割れません。
なのでその場合は叩いて割ることは諦めましょう。
大きめのボールに水を入れ餅を水に浸し、小さいものなら3~4時間、大きいものは半日ほどつけておきましょう。
手で砕けるほどの固さになります。
次に、水に浸しても割れない場合。
その場合は水分が残っている状態で電子レンジまたは鍋で煮ます。
注意することは、電子レンジも鍋も弱めで時間をかけて温めることです。
鏡餅も全部食べてしまう場合は食べられるくらいまで柔らかくしても大丈夫ですが、一部しか食べない場合はちぎれる程度まで温めて必要な分だけ食べられるくらいまで温めて食べましょう。
鏡餅の食べ方でレンジを使う方法は?
電子レンジを使って温める場合は水を貼った耐熱容器に適当な大きさに分けたお餅をいれてラップをかけて温めます。
お餅の大きさにもよりますが、700wで1分以上温める場合は電子レンジの様子も確認しながら温めましょう。
あまり温めすぎても柔らかくなりすぎるので適度に柔らかいタイミングで取り出しましょう。
または、ある程度お餅を水につけたあとレンジにかける方法もあります。
もし、割るのに苦労してしまう場合は少し砕いた段階でレンジで少しチンをすると割れやすくなります。
あまりチンしすぎると中身がドロドロになってかえって割れにくくなるので気をつけてください。
10秒チン→割ってみる
これを繰り返すと割れやすくなりますよ。
鏡餅を焼いて食べる食べ方!
焼く場合は、オーブントースターがとても便利です。
ただ、そのままトースターに乗せてお餅を焼くと引っ付いてしまうのでアルミホイルを敷きましょう。
アルミホイルの中でも引っ付きにくいものが売ってるのでそれを使うとひっつきにくくなります。
もしそれが自宅にない場合は、アルミホイルを1度くしゃくしゃしてから戻すと凸凹になるので引っ付きにくくなります。
サラダオイルを塗るとさらにくっつきにくくなりますよ。
そして、醤油や海苔を巻いて焼いたりポン酢と大根でさっぱり食べたり…
最近ではお餅ピザなんかも流行っているので試してみると良いと思います。
焼きもちをお汁粉やお雑煮に入れても食感が変わっていいかもしれませんね。
また、トースターで鏡餅あられを作ることも出来ます。
小さく切った鏡餅をしっかり乾燥させます。
お餅をアルミホイルに乗せてカリカリになるまでひっくり返しながら焼いてください。
最近のトースターは、とても便利でなんでもできます。
工夫次第でオリジナルレシピもできそうですね!
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まとめ
年神様にお供えした鏡餅もアレンジ次第でいろんな食べ方ができます。
まずは大きい鏡餅を小さく割ります。
そのあとは細かくして保存しつついろいろな食べ方で楽しむ…
これで1年間、健康に過ごせますね。
焼いたり煮たり、揚げたり。
あなただけのオリジナルレシピを作ってみてはいかがですか?
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