日本屈指のとても豪華で厳かなお祭りである埼玉県の秩父夜祭りは
ユネスコ無形文化遺産に登録されていて、その一連の行事そのものも国の重要無形民俗文化財に指定されています。
なんと寛文年間から続き300年もの歴史を誇るお祭りなのです。
秩父祭り全体としては2017年は12月2日から12月4日に行われる予定、
12月2日12時から20時までが夜祭りになり、夜には花火が打ち上げられますよ。
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭りに数えられています。
近くの人はもちろんのこと、遠方の人も是非一度は訪れたいお祭りです。
2台の笠鉾に4台の屋台の曳き廻し、屋台ばやし、屋台芝居に花火と豪華な見どころ満載です。
冬の夜空と鮮やかな花火、そして笠鉾・屋台のぼんぼりの灯のコントラストの美しさは、
絹織物の市「絹大市(きぬのたかまち)」の発展への願いを込められて始まったという秩父祭りだからこそといえますね。
今回は秩父夜祭りに行きたいと考えている方に、桟敷席や有料観覧席、穴場スポット
などの情報をまとめてみました。
秩父夜祭りの桟敷席の情報!
そんな秩父夜祭りを間近で見ることができるのが桟敷席(さじきせき)です。
秩父夜祭りのクライマックス中のクライマックスといえば、22時頃の
色とりどりの花火とともに豪華な笠鉾・屋台を団子坂へ曳きあげられる瞬間といえます。
この瞬間を見られる団子坂の横の席の桟敷席で最高の瞬間を最高の場所で堪能できますよ。
席数は1階席は25席程度、2階席は立ち見で100席程度になります。
抽選販売なので急ぐことはないといえばそうなのですが、気がついた時には
販売終了なんてことにならないように、早めに申し込んでおくのが安心です!
2017年は7月22日現在ではまだ販売開始になっていませんが、2016年度は
2階立ち見席7000円、1階座敷席は8000円でした。
実は2章でご紹介する有料観覧席は6000円で抽選販売されます。
毎年10月半ば、抽選販売しています。
例年、メールでの申し込みになっています。
メール申し込み後3日以内に返信メールが届き、その返信メールに記載されている
口座へ申し込み完了で正式予約になります。
http://yomatsuri.chichibu.net/
↑こちらは今現在はまだ2016年度の情報が表示されます。
事前にこまめに秩父の情報を下記よりゲットしてみてくださいね。
http://www.chichibu-matsuri.jp/
ただ、秩父は盆地なので寒暖の差が大きい土地柄です。
それでなくても12月初旬ともなれば寒さが厳しくなりつつあることですので
夜祭りには防寒の準備をしっかりしていきましょう!
かなり寒いと覚悟して行ったほうがいいです。夜の寒さは相当なものです。
厚手のアンダーウエアにしっかり防寒を意識した上着はもちろんのこと
携帯カイロなどの準備が必要ですよ。
100均でも売っている断熱効果のあるレジャーシートがあるとお尻からの冷え込み
がかなり違いますのでぜひ持って行きましょう。
お祭り期間は20万人もの人が訪れると言われている秩父祭りです。
とても混雑する事が見込まれます。
東京からだと特急で80分~90分ほどで行くことができるということで
近年では日帰り旅行としても人気になっているようですよ。
秩父夜祭りの有料観覧席について!
桟敷席とは別に花火を見るのに絶好の有料観覧席があります。
販売価格は桟敷席より安くて6000円です。
こちらも抽選販売になっています。
抽選の上、完全座席指定なのでお友達や家族と申し込んでも席が離れてしまう
可能性もありますが、ぎゅうぎゅうに座ることはないので年々人気が増している
ようです。
ただ、本庁舎に隠れて花火が見にくくなっているそうです。
秩父祭りのパンフレットにある夜空と笠鉾・屋台、そのバックにあるきらびやかな花火のコントラストは有料観覧席からはほとんど見ることができないのは残念ですが、
笠鉾・屋台が一台一台やってきて終結する様を見られるのはここだけです。
2016年は11月1日から15日の間の発売になりました。
桟敷席の抽選に外れたときにはこちらに応募してみましょう。
有料観覧席の応募に関しては下記の秩父夜祭り行事案内のパンフレットをダウンロードで確認できますが、今現在はまだ2016年度のものになっています。
http://www.chichibuji.gr.jp/?p=12021
2017年度の情報をいち早く!という方は 秩父観光協会 秩父支部
まで問い合わせしてみてくださいね。 0494-21-2277
秩父夜祭りの穴場スポットは?
有料の桟敷席や観覧席は抽選だし、競争率も高いですよね。
そしてお値段もそれなりです。
ということで山車や花火を見ることができる穴場はないものでしょうか?
探してみました!
秩父祭りは山羊公園で開催されます。穴場となると公園周辺になるのですが、
公園を降りたところに数店舗コンビニがあります。
中でもおすすめはサンクス秩父上野町店です。
ウニクス秩父店の駐車場ならトイレの心配もなく至近距離で綺麗な花火が
鑑賞できます。
そして山車は有料でないとなかなか鑑賞できないのが残念ですが、
「聖人通り」は公式パンフレットにも記載があるので目指してみるのもいいかもしれません。
ただ、歩行者規制と寒さのためたどりつくまでに時間がかかってしまうようですので、
やはり有料チケットをなんとか手に入れたいものですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?東京からもさほど遠くない場所で
日本三大美祭とも言われている絢爛豪華な夜祭りが開催されています。
ぜひ体感してみてくださいね。
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