毎年夏になると気になるのが日焼けですね。うっかり日焼け止めを塗るのを忘れてしまったり、日傘を忘れてしまったり、レジャーなどで想像以上に焼けてしまうことってあると思います。
男性も気になるとはおもいますが女性の方なら日焼けしてしまった跡のお肌の状態がすごく気になってしまうものです。
日焼けで皮膚が赤くなってしまった時はサンバーンといって、肌が軽い火傷をおっている状態なので、しっかりとケアをする必要があります。
今回は日焼けをした時のケアの方法としてどのようにして冷やしていくのかをお伝えいたします。
日焼けを冷やす方法は?
うっかり日焼けをしてしまった。肌が赤くなってヒリヒリする。そんなときには正しいケアをしてあげましょう。
日焼けをしてから72時間以内にケアをするのが有効です。
日焼け後のケアでやるべきことは『冷やす』『保湿』『水分補給』の3つです。
日焼けは軽い火傷をしている状態なので炎症を抑えるためにも冷やすのが鉄則です。
まずは体に付いた砂やホコリ、日焼け止めなどを落とします。この時に絶対にやっていはいけないのが強く擦ることです。
日焼けによってダメージを受けた肌を強く擦ると更に肌を痛めてしまいます。
なので手に石鹸などをつけて、優しく擦って汚れを落とします。
日焼けをした後に強くこするととっても痛いですよね!ですので、痛みがあるのでそこまで強くこすれないとは思いますが、肌の状態がそこまで良くないことを覚えておいてくださいね。
その後でシャワーなどで冷やしますが、あまり冷たすぎないようにしたほうが良いです。
ある程度ほてりや赤みが落ち着いたら氷嚢や清潔なタオルやガーゼで巻いた保冷剤などで冷やしてあげましょう。
この時注意するのは保冷剤や氷を直接肌にあてないことです。直接当ててしまうと凍傷のように肌がダメージを受けて逆効果となってしまいます。
なので必ずタオルなどで巻いてから使用しましょう。
厚手のタオルだと冷えている感があまり感じられないかもしれませんので、ハンカチなどの少し薄手の物をつかってあげるとよいですね。その際にも冷たすぎる場合は先ほどお伝えしたように凍傷のようになるのでタオルを使用してくださいね。
氷のうがもしあるのでしたら氷のうを使って冷やしてあげるのもよいですね。氷のうとは、氷水を袋に入れて肌に当てて冷やすものです。よくスポーツでケガをした時などで使いますね。
氷のうを使えばアイシングをする時と同じ要領で冷やすことができますので、それもおすすめです。
スポーツショップにはアイシング用に売ってありますので、もし必要であれば探してみてください。
日焼けを冷やすのはどのくらいの時間?
冷水や保冷剤などで冷やすのが日焼け後のケアに有効ということですが、どのくらい冷やせば良いのでしょう。
まず、日焼け後72時間以内ということですが、できるだけ早く冷やしてあげるのが効果的です。
軽く汚れを落とした後にシャワーや水風呂などで冷やすのですが、15分〜30分位を目安に冷やしてください。
肌の状態がある程度落ち着いてきますので、冷水で冷やした後に氷や保冷剤などで冷やします。
この時保冷剤を直接当てずにタオルなどでくるんで冷やします。
注意するのはもう一つ、同じところを長い時間冷やしてはいけません。
こまめに冷やす場所を変えながら少しずつ冷やしてあげるのがポイントです。
30分以上を目安に肌が落ち着くまで冷やしましょう。
日焼けを冷やすのに保冷剤や冷えピタは効果ある?
氷や保冷剤を使って冷やせるなら、冷えピタや熱さまシートのような物でも冷やせるのでは?
とお考えの方もいるかもしれませんが、それは絶対にやってはいけません。
このような貼るタイプのものは剥がす時に皮膚を引っ張るので、皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。
また、密閉することで外気に触れなくなりますので余計に悪化する恐れもあります。
使用上の注意にも火傷などをしている箇所に貼らないように書いてありますので、使用は控えましょう。
という事は、先にも触れていますが氷や保冷剤を使って冷やしてあげるのが良いですね。
まとめ
日焼けをした後はしっかりとしたケアが大事です。冷やした後は保湿もしたほうがより肌のケアになります。
保湿は保湿用化粧水の敏感肌用のものを使用することをオススメします。日焼けをした直後は美肌系の化粧水は刺激が強いので使用しないほうが良いです。
化粧水を塗る際は手に適量をとって、軽くプレスするように塗りましょう。コットンを使って擦るのはNGです。
保湿の後に乳液やクリームまたはワセリンなど油を塗ると肌をカバーできるので肌の回復に役に立ちます。アロエが入っているものがおすすめです。
そして、日焼けをする時は体の水分も減っているので水分補給もしたほうが良いでしょう。
ビタミンA,C,Eの摂取も効果的です。
睡眠を十分に取ることも肌の回復には必要です。
日焼けをしたら放おっておかずにしっかりとケアをしてあげましょう。
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