いきなりですが、通勤時間が無駄だと感じることってありますか?日本の会社員の方で考えると平均の通勤時間は片道約1時間ほどとなるそうです。
東京都内ですと、通われている方は1日に200万人以上と言われています。
これだけのたくさんの人が毎日通勤に時間を費やしているのって何だかもったいない気もします。
通勤時間って本当に無駄なんでしょうか?その疑問に対してお答えしていこうと思います!
通勤時間は無駄!その理由とは?
通勤時間の平均が1時間ですので、往復2時間です。
まず単純に、2時間あれば何ができるでしょうか?あなたのやりたい趣味ができてしまうかもしれません。
年間を通して考えてみましょう。働く日数に通勤するため、働く日が約20日/月だとしましょう。
2時間×20日×12か月=480時間=約20日分!
つまり、約20日分は年間通勤に使っているという事です!
活動している時間だけに考えてみましょう。寝ている時間を約8時間とすると、残りは16時間ですよね。
480時間÷16=30日!!!
ほぼ1か月分の活動時間を1年間に通勤で使っていることになります!
つまり、この通勤時間に何もしないと年間で1か月分が無駄になってしまうという事です。(通勤時間が1時間の方はです。これより長い方はさらに増えます。)
どうでしょう、通勤時間が無駄に感じてきませんか??
往復2時間は例えばの話でしたが、やはり時間というものは絶対に戻ってきませんので時間を大事にするという観点では通勤時間は非常にもったいないと私は感じます。
しかし、通勤時間に本を読んだり勉強をしたりすれば無駄にはならないじゃないか!という意見もあると思います。
たしかにその通りですが、実際満員電車では中で本や新聞を広げるのは大変です。下手をするとスマホさえいじることができないくらいです。そうすると電車内での椅子取り合戦が始まってしまいます。もはや他人に席を譲る余裕さえもなくなってしまいます。
オーディオブックなどを使えばまだ何とかなるかもしれませんが、自宅でできる自由な時間を考えると通勤時間はかなり出来ることが制限されてしまいますね。
実際に私も東京で通勤していたことがあるのですが、満員電車では何もする気が起きませんでした。ただ周りとのぎゅうぎゅう詰めのなかひたすら耐えていたという記憶しかありません。
そこで何かしようとなると、パソコンはできませんし、ノートを開いてアイディアを書き留めたりすることもできませんので、狭い中本を開ける、オーディオブックで聞くなどのインプットをするしかできないのです。
そのため、時間の使い方の自由度からしても通勤時間ははっきり言って無駄です!
通勤時間が長いとストレスになる?
『もう少しゆっくり寝たいのに』『また今日も満員電車に乗らなければならないのか』などと毎日続く通勤を考えるだけで嫌になってしまいますね。
通勤のことを考えるだけで会社に行くのが嫌になってしまう方もいると思います。
そうすると通勤自体がストレスになってしまいます。
せめてゆったりとした座席に座って新聞でも読めればだいぶ変わってきますが、ギュウギュウ詰めの満員電車に揉まれながら通勤することを考えると憂鬱な気分になってしまいます。
座ることができなければ、通勤自体が疲労の原因ともなってしまいます。
更に会社に付いてからも働かなくてはなりませし、帰宅時にはまた満員電車に揺られなくてはなりません。
身体的なストレスがかかってきて、会社についてからくたくたで仕事をしなければならない事にもなるので、それがストレスにならないわけがありません!
私も帰宅の時に乗り換えがあったのですが、「まだ着かないのか・・・」と思っておりました。やはりストレスを感じていたのだと思います。
通勤時間が早いと朝も早く起きなければならず、十分に睡眠がとれないときもありました。やはりそれはストレスを感じてしまいます。
今は通勤時間が減ったおかげでかなりストレスも軽減されたと感じています。朝も自分で気持ちがいい時間に起きることができているので、とても満足です。やはり通勤時間が長いとストレスの感じ方は多くなってきますね。
通勤時間の理想は○○分?
通勤は短いほど楽ですね。だからといって会社から近すぎるのも色々と面倒なこともあるかもしれません。
会社が近いとオンオフが切替られず休日も休まった気にならないという事もあるかもしれませんので、少しは離れた方が良いかもしれませんね。
実際に、通勤時間が20分を切ると幸福度が上がるという研究もあります!
通勤時間が伸びていけばいくほど、人生の幸福感も変わってくるのであれば、もし環境を変えることができる方であれば、通勤時間を短くする方法を考えられると良いですよ!
では、少しでも通勤が楽になる方法ってないのでしょうか?
私が試したのは、電車通勤から自転車通勤に変えるという方法でした。
人によってケースはまちまちなのですが、私の場合は会社までの距離がそこまで離れていませんでしたが、ドアツードアで50分ほどかかっていました。
■電車通勤の場合の時間
家→駅:15分
自宅最寄駅→会社最寄駅:10分
駅→会社:15分
電車の待ち時間:約10分
合計:50分
と、こんな具合です。電車の乗車時間自体は短いのですが、家から駅の移動など、こまめに時間がとられてしまっていて、結局1時間弱の通勤時間となっていました。
これを自転車通勤に変えることで、通勤時間を約20分に短縮する事ができました!
自転車ですとドアツードアのみですので、自宅→会社の移動時間しかかかりません。
距離的にも3~4キロの場所でしたので、大きく通勤時間を短縮できました。
やはりこの効果は大きく、会社が終わって家に着くまでの時間がとても短く感じ、帰宅後もいろいろとできる気分になってくるので幸福度が上がるというのはあながち間違いではないなと実感しましたよ。
自宅と会社が近すぎるのは大丈夫?
この章の最初に近すぎると切替ができないのでは?という事を述べさせていただきましたが、実際に切替できないケースがあります。
人間は場所によって○○するところと決めて気持ちを切り替えるという事が研究でわかっています。
例えば、寝室は寝るところ、キッチンは料理をするところなど、この場所は何をする場所という感じで無意識に決めているのです。
寝室で料理をしようとは思いませんよね?キッチンで寝ようとは思いませんよね?
それと同じで仕事をする場所と家が近いと、仕事をする場所と自宅がリンクしてしまって、自宅に居ながら仕事の事を考えてしまう事になるケースが出てきてしまいます。
在宅ワークなどをされる方もくつろぐ場所と仕事をする場所を分けた方がメンタル的にも良いとされているので、仕事とプライベートを切り分けるためには少しでも環境を変えるというのが良いのです。
そのため常に職場が見えてしまうとか、そういった近さの場合には切替ができずに休日も休まった気持ちにならない可能性もありますので、近すぎるというのもご注意くださいね。
まとめ
毎日の通勤時間が短くなれば、その分できることも多くなります。なので人生においても充実したものになってきます。
ですが、実際は会社の近くに引っ越すなんて簡単にはいきませんね。結局は我慢して通勤しなくてはならないのが現実です。
でも最終的には自分の身は自分で守らなくてはなりません。
たまにホテルに寝泊まりしたり、仕事を出来る限り持ち帰らないようにするなど出来る対策を考えておきましょう。
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