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元気だった子供が突然、嘔吐してしまったら、

どんな親でも心配になりますよね。

 

それが平日の日中であればかかりつけの病院へ連れていくこともできますが、

休日や早朝や深夜に起こることも考えられます。

 

幼児期の子供で、まだ小さい内はうまく話せない子供もいて、

自分の症状を伝えられない場合があります。

また、少し大きくなると、体調が悪くとも病院へ行くのが嫌で、

「辛くない」と嘘をつくこともあります。そういった場合、親はどう対応すれば良いのでしょうか。

 

毎年、紅葉の時期から冬の時期に、

胃腸の病気として「ノロウイルス」という感染症が流行します。

世間で「ノロ」と呼ばれるこの病気、多くの人にとって、

耳にしたことがある名前だと思います。

 

ノロウイルスは感染力が強く、保育園や幼稚園で一気に広がることがあります。

もしも、冬場に子供が嘔吐したり、下痢したりすれば、それはノロウイルスの仕業かもしれません。

今回は幼児に発症するノロウイルスについて、その特徴と対策を紹介します。

お子様が突然、具合を崩しても慌てずに、まずは落ち着いて症状を確認することから始めましょう。

 

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 ノロウイルスの症状 幼児の場合は?

ノロウイルスの症状は、嘔吐、下痢、発熱などです。

「嘔吐から始まる」という話もあれば、「微熱から始まる」という話もあり、

そこは個人差があるのかもしれません。

 

一般的に、嘔吐なら1~2日間、長くても3~4日間で治まるそうです。

また、下痢の場合は1~3日間、長くて1週間~2週間ということです。

 

専門家や医師によっては、「子供の症状は大人よりも長引く」との指摘があり、

それらの説明では、「子供は大人に比べて嘔吐や下痢といった症状自体は軽いものの、

1週間程度に長引く傾向がある」のだそうです。

 

嘔吐と下痢という症状であれば、気になるのは「脱水」です。

嘔吐は短時間に頻回で繰り返されることも多く、

子供によっては水分を受け付けなくなることもあります。

 

専門家により賛否が分かれているようですが、

嘔吐中は水分を与えても吐いてしまうので、

敢えて補給せず少し様子を見るという対応が主流のようです。

 

ホームケアの方法としては、嘔吐が落ち着いて1~2時間経ってから、

経口補水液を飲ませる方法が良いそうです。

嘔吐や下痢には「塩分」が多く含まれているので、

特に子供用のイオン飲料では塩分が補いきれない場合があるそうです。

家にストックがない時には、手作りもできます。(塩小さじ1/2 砂糖大さじ1 水500ml)

 

ただし、嘔吐が6時間以上も続き水分が取れない場合や、

胃の中に食べ物が残っていないのに嘔吐が続きぐったりしている場合、

何か心配なことがある場合には、すぐに病院を受診するなり相談するなりの対応を取りましょう。

病院では点滴をすることも可能ですので、くれぐれも脱水が起こらないように注意が必要です。

 

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ノロウイルスの症状 幼児の発熱は?

ノロウイルスの場合、発熱はしても高熱になることはあまりないそうです。

微熱程度という声も多く聞こえ、高くても38℃を超えることは少ないということです。

 

もしも、あまりにも高熱が続く場合は、

「ロタウイルス」という他の病気の可能性もあります。

ロタウイルスはノロウイルスよりも下痢や発熱が長く続くという特徴があるそうです。

従って、あまりにも高熱が続くようであれば、

他の病気にかかっている危険性もありますので、やはり病院を受診することをお勧めします。

 

ノロウイルスの症状 幼児への食事はどうしたら?

ノロウイルスは、吐き気を伴いますので食欲自体が減退している可能性があります。

食べられない間は、第1章でも紹介しましたが、

経口補水液を取って様子をみましょう。

 

また、子供によっては経口補水液の味が受け付けない場合も考えらます。

残念ながら、あまり美味しいとは言えません。

そういった時には何も飲ませないのは心配ですから、

ポカリスエットや子供用のイオン飲料など口当たりも良いので代用した方が良いと思います。

 

さて、症状が落ち着いて食欲が出てきても、

突然食べ物を与えない方が賢明だそうです。

 

胃腸はまだ回復していませんから、

嘔吐と下痢が再発してしまう恐れがあります。

食事を与える時は、できるだけ胃に負担をかけない、

消化に良いものを選ぶようにしましょう。

 

おかゆやリンゴのすり下しは作るのも簡単ですし、体にも良いです。

また、鶏のささみ、白身魚、人参などは栄養価も高いですから、

それらを裏ごししてスープにするのがお勧めだそうです。

調理に手間はかかりますが、体には優しい料理になります。

 

また、柑橘類、乳製品、甘いもの、お菓子、冷たいもの、

生もの、刺激物は絶対に避けましょう。

 

口当たりが良くても、ヨーグルトやミカンは危険です。

酸味で吐き気が起こるそうです。

 

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まとめ

「どうしてこの程度で病院へ来たの」「そんなことも知らないの」

小児科を受診して、医師から心無い言葉を受けた経験のある人も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

しかし、言葉をまともに話せない子供が突然、嘔吐してしまったり、

元気がなくなったり、下痢をしたりすれば、

親は本当に不安になり、混乱してしまうこともあります。

わからないことがあって当然で、わからないことは少しも恥ずかしことではありません。

 

今はインターネットが普及して、不安なことがあればすぐに

ネットで検索できるようになりました。

キーワードを入力すれば、時間を問わず知りたいことを教えてくれます。

 

色々な人の答えがあって助かることもありますが、

全てが正しいとは限らないことも事実です。

 

たくさん意見や情報があり過ぎて、安心するどころか、

返って不安を煽られることもありますよね。

ですから、やはり最終的には小児科に相談するしかないと思います。

 

最近の小児科は特に、未熟な親に配慮して、

不安に寄り添ってくれる医師や看護師が増えていると思います。

それでも稀に、キツイ一言を頂く場合はありますよね。

 

また、子育てでナーバスになっている時期は、

医師の事務的な口調や看護師のはっきりとした話し方が、

冷たかったりきつかったり感じてしまう時があります。

 

それでも、やはり、子供のことは専門医に相談して受診すべきです。

取り越し苦労だったとしても、それで済んだのなら、それ程幸せなことはありません。

 

「きっと大丈夫だ、もう少し様子を見よう」という自己判断で

手遅れになってしまわないように、どんな些細なことでも、

心配なことは正直に相談しましょう。

 

こちらが素直に丁寧に接する程、

相手が親身になってくれる確率は上がります。

 

医療従事者もやはり人間です。

「こちらの態度が良ければ相手の対応も良くなる可能性が上がる」という

人間関係の確率論は当てはまるのではないでしょうか。

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