風邪で筋肉痛になるのはなぜ?その原因と対処方法はこれだった!

風邪をひいて筋肉痛になったということはありませんでしょうか?

 

筋トレをしているわけではないのになぜ風邪をひいたら筋肉痛になるのか、その原因はどういったものなのかがやはり気になるところですよね。

 

風邪での筋肉痛は関節痛などと比べて「風邪をひいて筋肉痛になった!」とは聞きませんが、風邪で筋肉痛になることはよくあることです。

 

その原因や対処の方法についてお伝えいたします。

目次
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風邪で筋肉痛になるのはなぜ?その原因はこれ!

風邪で筋肉痛になる原因をお調べしていたら3つあります。

  • 風邪の菌が筋肉まで入って炎症を起こし筋肉痛になる
  • 高熱が出て筋肉細胞が壊れる
  • 風邪のウィルスに対して防衛反応として筋肉痛になる

 

風邪で筋肉痛になるといってもなる原因がそれぞれ違うのです。同じ筋肉痛でも種類が違うということですね。

 

ではどういうことかをお伝えしたいと思います。

風邪の菌が筋肉まで入って炎症を起こし筋肉痛になる

これは、風邪の菌が筋肉まで入っていくことで、筋肉が炎症を起こして筋肉痛になるというケースです。

 

「流行性筋痛症」という病名がこれにあたって、かぜの症状と同様の症状がでて、筋肉痛になります。

 

これは主に夏に子供の間で起こるのですが、子供から大人に感染することもあるので、注意が必要です。

 

風邪で筋肉痛と感じるのも、症状が風邪とほぼ同じでそこに加えて筋肉痛ですから風邪と混同しやすいですね。

 

しかし、そこまで脅威の病気ではなく、1週間ほどで回復するようですよ!

高熱が出て筋肉細胞が壊れる

これは高熱が出て筋肉痛になるということです。

 

高熱が出るとCPKという数値が上がります。

 

CPKはクレアチンホスキナーゼという酵素で筋肉や脳に多量に存在している酵素です。

 

高熱が出た時にはこのCPKという数値が上昇して筋肉痛の症状を起こすとされています。

 

CPKが高くなるのは筋肉細胞が損傷したときなどに上昇します。例えば筋トレをした後ですとかにはCPKの数値が上昇します。

 

高熱でCPKが上昇するから筋肉痛になるというところまでは因果をはっきり調べきれませんでしたが、事実として高熱が出て筋肉痛になるということがあるので、CPKが影響して筋肉痛になっている可能性がありますね。

 

風邪のウィルスに対して防衛反応として筋肉痛になる

これは一般的で、風邪のウィルスに対しての防衛反応として筋肉痛になるというケースです。

 

まず、風邪のウィルスに対して体内ではプロスタグラジンという物質が出ます。

 

このプロスタグラジンは頭痛や関節痛などを引き起こし、同時に筋肉痛を引き起こすこともあるということです。

 

この場合ですと、筋肉痛が起こっているということは体がウィルスと戦っているという証拠ですね!

 

ただ、プロスタグラジンが分泌されたからだれでも風邪をひいたら筋肉痛になるといわけでもなく、個人差があります。

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風邪の時に筋肉痛になった時の対処は?

風邪で筋肉痛になるときのケースを先ほど挙げさせていただきましたが、どれもに共通するのが、「安静」にすることです。

 

そして、安静にして置けば数日~1週間ほどで回復するケースが多いようですよ。

 

それでも筋肉痛がひどい場合は迷わず病院で診察してもらったほうが良いです!素人の素人判断で症状が悪化してしまうとよくないので。

 

風邪での筋肉痛の場合は筋トレをした時の筋肉痛とは違うため、筋肉が強くなるということはありません!

 

筋トレの場合はトレーニングを行うことで筋繊維が傷つき、回復する過程で筋肉が大きくなって力が強くなっていきます。

 

筋トレの場合はこの筋繊維が傷つくことで筋肉痛になるのです。

 

風邪で筋肉痛になる場合は菌が筋肉に入って炎症を起こしたり、体内の物質の作用で痛みが出たりするので、筋繊維が傷ついているわけではありませんよね?

 

そのため、残念ながら風邪で筋肉痛になっても筋肉がつくわけではありません!

 

早く風邪を治すために、食事も気を付けて食べられるとよいですよ。以下の記事で、早く風邪から回復できるように気を付けたほうが良い食べ物についてまとめましたのでご覧ください。

風邪での刺身やお寿司は実はいい?消化への影響や治りかけに大丈夫?

 

風邪でも肉が食べたいあなた!消化にいい肉や肉料理はこれ!

 

風邪のときに食事を食べてはいけない?とらないとどうなるの?

 

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風邪の時に筋肉痛にならないための予防法は?

流行性筋痛症もそうですが、風邪になり筋肉痛になることがあるので体質的なものもあるため、まずは病気にかからないというのが重要です。

 

手洗い、うがいを行い、予防を行いましょう!

 

流行性筋痛症も同じく手洗い・うがいで予防できますので、風邪と同様に予防していきましょう!

 

流行性筋痛症は夏場に子供がよくかかる病気ですが、子供から大人に感染することもあるので、お子さんがかかったら親御さんも予防のために手洗い・うがいを行って二次感染にならないように気を付けましょうね。

 

風邪の予防にはヨーグルトが一役買うということがあるようです。こちらもご覧いただいて風邪の予防に役立ててください。

風邪にヨーグルトが効果ありなのは予防のみ?下痢の時はNG?

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

風邪で筋肉痛になる原理もいろいろあって一概に一つではありませんね。

 

しかし、まずは風邪にかからないことが重要です!手洗いうがいを行い、風邪の予防をしましょうね!

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