季節の変わり目には風邪をひくことが多いですね。
風邪には直接風邪に効く薬はありません。
そこで民間療法で風邪にいい食べ物が言い伝えられています。
その民間療法の中のひとつのチョコレートやアイスクリームと風邪の関係についてお伝えします。
風邪にチョコレートは効果あり?
甘くておいしいチョコレートが風邪に効果があるのならこんなにうれしいことはありませんね。
もともと古代メキシコではチョコレートの原料のカカオを神様の食べ物として貴重なものとして大切にされていました。
チョコレートに含まれているポリフェノールは抗酸化作用が強く体内に侵入してくるウィルスを除去してくれて疲れやストレスからくる体の酸化を防ぎ体の免疫力を強くしてくれます。
チョコレートに含まれるカカオマスは体を温める効果があります。
そのまま食べてもいいいですし、ホットチョコレートにして飲んでもいいですね、
チョコレートに含まれるテオブロミンという成分は自律神経を調性して気持ちを穏やかにしてくれ、さらに喉の神経を穏やかにしてくれます。
風邪の治りかけで喉の神経が敏感になっていて咳が続く時は効果がありそうです。
チョコレートの原料のカカオマスにはプロシアニジンという成分が含まれていて、これには抗炎症作用があります。
風邪で頭痛のするときや発熱、口内炎などにもよいですね。
ただ風邪のひき始めにはあまりチョコレートの効果は望めません。
なぜならチョコレートに含まれている鉄分が風邪ウィルスの栄養になり増殖していくため風邪のひき始めは控えた方がいいです。
風邪にアイスクリームは効果あり?
風邪をひくと喉が痛くなったり、食欲がなくなったりしてあまり食べられなくなります。
喉越しのいいアイスやプリン、ゼリーが食べたくなります。
その中でもアイスクリームは風邪の時に食べても効果はあるのでしょうか?
アイスクリームは乳製品と卵、砂糖でできています。
アイスクリームは元気な時はカロリーが気になりますが、風邪をひいて体力を消耗している時にアイスに含まれる糖分がすぐにエネルギーになってくれるので栄養補給として最適です。
体が熱っぽい時に冷たいアイスを食べると体の熱を取ってクールダウンしてくれます。
またバニラアイスに含まれるバニラビーンズの香りにはバニリンという香りの成分が含まれていますが、この香りにはリラックス効果があります。
ただ風邪の時に胃腸の調子が悪い時はアイスを食べるのは控えた方がよいです。
風邪にチョコやアイスは喉にいい?
風邪の時、チョコやアイスはのどにいいのでしょうか?
チョコレートの成分の1つカカオに含まれているテオブロミンはリラックス効果があるので、咳を止めるのに有効な成分です。
ただ喉が痛くてたまらない時はカカオの苦味成分は喉にとって刺激物になってしまうので避けたほうがよいでしょう。
カカオの含有量によって効果が違うのでチョコレートの効果を期待するならなるべくカカオの含有量の多いものを選ぶようにしましょう。
アイスクリームも喉が痛いときは効果的です。
喉が痛いということは喉に炎症が起こっていますが、喉越しよく栄養分も高いので食べやすいものです。
アイスクリームもいろいろ種類がありますが、喉の痛いときに食べるのならできるだけ良質な素材から作られた添加物が少ないアイスクリームがよいでしょう。
喉の風邪を早く治すには、いろいろと方法があります。決して1日で確実に治るというものではありませんが、ご覧いただければと思います。
まとめ
いつもは間食として食べることの多いチョコレートやアイスクリームです。
元気な時はカロリーを気にして食べ方にも気をつけていますが、風邪の時や喉が痛いときは効果があることがわかり、うれしいです。
効果があるものを選んで風邪をひいても長引かないようにしっかり治しましょう。
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